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おごる平家は久しからず

2019-01-19 08:50:42 | 政治・経済

『平家物語』冒頭

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。

娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。

おごれる人も久しからず、
ただ春の夜の夢のごとし。

たけき者もついにはほろびぬ、
ひとえに風の前の塵に同じ。

なにかこの言葉の重さを痛感します。

日本が高度成長時代、官僚は経済を動かし、日本をうごかし、

日本の高成長は優秀な官僚制度だと言われていた時期がありました。

城山三郎の「官僚たちの夏」の時代です。

そんな優秀な官僚がここにきて、いろいろな不始末を起こして

います、書類改ざんや、今回の厚労省の不適切なデータ調査等

信じられない官僚の権威の失墜です。

中国の統計データは信じられないとバカにしていましたが、

日本も同じレベルだということです。残念なことです。

最近この手の勢いのある者がいつの間にかその勢いがとまって

厳しい指弾を受けることが多いように思います。

長く生きてきたので、その栄枯盛衰が実感できるのかもしれません。

日産元会長のゴーンさん。

トランプさんもここにきて、身内からも造反がでて、八方房張りに、

その勢いはすでに下火になりつつあります。

いかにその勢いを維持するのか、その高いレベルでの状況を

維持するのかというのは難しいことなんですね。


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