masumiノート

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住友商事、スミフル株売却@バナナ甘熟王

2019年06月19日 | ニュースから一言二言
バナナは、昔々は病気になった時にしか食べることが出来なかったくらいの高級品だったんですよ。

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-190618Y108

住友商事〈8053〉は18日、アジアで青果物生産・販売事業を展開するスミフル・シンガポールの株式を、合弁相手のソーントン・ベンチャー・リミテッドにすべて売却すると発表した。

比のバナナ農園労働者が支援訴え住友商事系がミンダナオで経営
住友商事(東京)系の「スミフル・フィリピン」がミンダナオ島で経営するバナナ農園で働いていたフィリピン人の男女2人が18日、東京都内で記者会見し、現地の過酷な労働環境について説明し「労働者を支援してほしい」と訴えた。ストライキに加わった労働者が襲撃されるなど深刻な被害を受けており、今回の来日で住友商事に面会を求めたが、「現地で係争中」として断られたという。
 2人は労働組合の幹部で、農園の労働者は正規雇用ではなく短期の雇用契約を繰り返していると説明。装備や工場の換気が不十分で、化学薬品による頭痛やめまいのほか、長時間労働が多く、休みも取れない状況と明かした。


住友商事・スミフルは今すぐ対応を!血に染まるバナナ―現場からの緊急報告

投稿日: 2019年1月9日 投稿者: Friend of the Earth Japan (FoE Japan)
https://foejapan.wordpress.com/2019/01/09/sumifrubanana/

https://www.e-banana.info/sumifru
「スミフル」は日本の住友商事株式会社も出資するバナナ事業者です。日本では「甘熟王」などの名称でブランド展開を行なっています。同社はフィリピン・ミンダナオ島で12000ヘクタールの農地を管理し、キャベンディッシュ種のバナナを生産するほかパイナップルやパパイヤの生産・輸出に関わっています。
そのスミフルの農地では数多くの問題が現地の住民・農家や労働者から告発されています。

現場から告発されている問題
・工場労働者の搾取
収穫されたバナナは梱包工場で洗浄した後で箱に詰められていきます。その梱包工場労働者らはあまりに過酷な労働環境に声を上げています。

・農地収奪
フィリピンのバナナ生産事業者は自社の土地として所有できる土地には限りがあり、多くの土地は農民からリースで借りている土地や契約農家として独占栽培契約を結んだ農地になります。それら契約書には恐るべき条件がいくつも―。

・農薬飛散による健康被害
映像作品『毒の雨』で紹介されている農園は「スミフル」の高地栽培バナナ農園です。現地では無責任な農薬の空中散布によって農薬が飛散し、「毒の雨」となって降り注ぎます。

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商社は身勝手です。

フィリピンの事例は同じ人間の所業とは思えない酷さですが、日本でも某商社とトラブルになっている農家もあるようです。

契約が巧妙なのかも知れません