M・吉田のブログ

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FF4からの警鐘~ゲーム雑誌のレビュー得点は公正なのか?

2008-04-16 02:04:07 | ピュアでもない日々
アルカイックシールドヒート



アルカイックシールドヒート」。(リンク先 音声注意)

このゲームは、FFでおなじみ、
坂口博信さん率いるミストウォーカーによる、
ニンテンドーDS用のシミュレーションゲームですね。

お隣さんブログ「珈琲おいしい」の管理人kuroo0さんが
3年くらい前から期待されていたゲームでもあります。


そんな「アルカイック シールド ヒート」が最近\780で手に入り、
頃合を見計らったかのように、「珈琲おいしい」でも、昨日の記事に取り上げられていたので、
今日は便乗して「ASH」の感想を書きたいと思います。



感想!



ゲームのテンポ的に厳しい…。
アニメーションOFFが欲しいです。
CHAPTER-2で一週間放置中です。


あとは、「珈琲おいしい」で言われていることと、
殆ど一緒なので、割愛しますね!



ところで、このゲームの、
ゲーム雑誌の評価って、どのくらいなんでしょう?

評価…まあ、要するに、
ゲーム雑誌によく載っている「レビュー得点」ですね。


この「ASH」は何点のゲームだったのか?
と、ちょっと気になりましたので、調べましたところ、
Wi-Fiブログ様によると…

33点ゴールド殿堂入り。らしいですね。


ほっほう!ゴールド殿堂入り!
得点パターンも9点、8点、8点、8点であり、
なるほど、万人受けする優秀ゲームですね!



~~~~~



さて、話はまったく変わりますが、
上の文章とはまったく関係がないんですが、
雑誌のレビュー得点って、かなり前から、いろいろ物議を醸し出していますよね。

古くは、「Dの食卓」や「リアルサウンド」で有名な飯野賢治さんが問題視していたり、
雑誌のレビューがあてになる、あてにならない、という話は、
ネット上でもいろいろ言われておりました。

まぁ、最近は言われなくなったものの、単に話題として上らないだけで、
つつけば、いつでも出てくるような敏感な問題のようです。


3~4年前に、
ゲーム雑誌のコラムで「スマブラ」の桜井さんも


「点数をお金で買うなんて噂を、なんで信じる人がいるのか」


なんて言っていたことが脳裏にこびりついています。


ふーむ。こういう意見までゲーム開発者の方から出ているのなら、
もう包み隠さず言ってしまうなら、
要するに、今日のお題は



ゲーム雑誌のレビュー得点は公正なのか?



という観点について、
当方の独断と偏見と妄想と根拠なき憶測に基づく無茶な論理をもとに、
その点について、今日は書いていきたいと思いますよ!



書いていきたいと思いますよ!



書いていきたいと思いますよ!



っていうか、公正…ってなに?


公正さは、本当に求められているものなのでしょうか…?


ユーザは求めているでしょうね。
ユーザは求めてはいるでしょうけど、
「雑誌の売り上げ」という経営的観点では…?

まあ、信用は大切です。
大切ですけど。


文句を言いながらFFを買う人とか文句を言いながらネトゲをする人が多いのと同様、
購買者が一定数いる限りは、どんな評価を受けようが…
…雑誌としては成立すると思うんですよね!

その雑誌を、その雑誌たらしめる何かが、一定のボーダーラインの上にいる限りは。



ということを考えてみると、
公正さは求められているのでしょうか?

ここまでで言う「公正さ」って誰のためのものでしょう?
そりゃもちろん、ユーザです。

でも、別に公正じゃなくても雑誌を買ってくれるなら、
公正であるにこしたことはないけど、それは最優先事項じゃなくてもいいですよね。



じゃあ、何で雑誌を買ってくれるんでしょう?
「その雑誌を、その雑誌たらしめる何か」とは?
ユーザがそのゲーム雑誌を買う要因とは?

それというのは、つまり、その雑誌が面白いこと、それに尽きるわけであり、
それは、攻略記事だったりコラムだったりマンガだったり投稿コーナーだったり。

でもまあ、雑誌って言うからには、
とどのつまりは、どこよりも早くて詳しい情報っ…!
これに尽きますよね!

ニュースであろうが、攻略情報であろうが…!


さて、そうすると、
たとえば最新ゲームの情報というのは、どこから手に入るかと言えば、
そりゃもちろん、そのゲームを作っているメーカーから手に入れるわけですよね。


それなら、ゲームメーカーと仲良くしときたい。

そうすると、「雑誌としての信用」を得たいのは、
「公正さ」を振りまいて信用を得るという手段を必要とするユーザ、ではなく、
それとは無関係な…ゲームメーカーの方っ!


情報が早いとか、記事内容が面白いことで雑誌が売れるなら、
たかだか、1コラムだけのユーザの叩き台に過ぎないレビューの公正さは、二の次!
むしろ、レビューに疑問を抱かないユーザも多数いるでしょう。

それならばもう、確実に優先順位は

  メーカー>>>>>>>>>ユーザ

となりますよね!



さて、上の方でも引用しましたが、
スマブラの桜井さんいわく、


「点数をお金で買うなんて噂を、なんで信じる人がいるのか」


とのことですが、
この言葉は、たしかに道理です。



っていうか逆っ…!



むしろ逆っ…!



点数を「買う」ように持ちかけるメーカーじゃなくて…
点数を「売る」ように持ちかけるのは、むしろ雑誌社の方である方が自然っ…!


まあ、メーカーの規模によってはゴニョゴニョ…かも知れませんし、
なにも、強者と弱者という関係性であるわけでも、無いでしょうし、
いつの間にか双方ともなく、かも知れませんが。

なんにせよ「双方にとって得がある」ようにすると、
雑誌社も、メーカーも幸せな気分になれます。

つまり、メーカーをヨイショするレビュー得点をつけることにより
メーカーと仲良く慣れるなら、どんどん付けた方が売り上げ的にはよい!
ということなんでしょう。


ここまで言ってきたことをまとめますと、

【「公正さ」を考慮した場合】
メーカーが力を入れたゲームが失敗気味。それを低得点レビューする
 ↓  ↓ 
メーカーと仲悪くなるユーザの信頼を得る
 ↓  ↓ 
情報がもらえない売り上げへの影響は長い目で見る必要あり
 ↓ 
ユーザは情報の早い他誌を買う
 ↓ 
売り上げDOWN!



【「公正さ」を除外した場合】
「売りたい」ゲームを本来以上に高評価する
 ↓  ↓ 
メーカーと仲良くなるユーザの信頼を失う
 ↓  ↓ 
他誌より早く情報がもらえる売り上げへの影響は小さい
 ↓ 
ユーザは情報の早い本誌を買う
 ↓ 
売り上げUP!



おお、なんということでしょう!

ゲーム雑誌のレビュー得点は公正なのか?

というのが本日のお題のつもりでしたが、
憶測すればするほどに、公正さは二の次でいい感じになってきましたね!
「そもそも雑誌レビューに公正さを求めてはいけない」みたいな感じに。


HAHAHA、ですが皆様。
この、公正さの不要性 については、
今現在の時点で、落胆したりとか諦めムードになるような意見ではないはずなんです。

ゲーム雑誌社にとって、
公正さより優先するべき、メーカーとの友好関係があるということ…。

これについては、
レビュー云々の問題が取りざたされるより遥か昔、
17年前にっ…!

そのことについては、17年前の時点で既に、
覚悟を決めるよう、我々は、ゲームメーカーから警告をされているはずなのです!

そう、坂口博信さんから!



「FINAL FANTASY IV」というゲームをプレイしたことがありますか?


ある?


あるということにしておいてください。


「FINAL FANTASY IV」というゲームをプレイしたことがありますか?


ある?ありますね?


はい。
それでは、ゲーム中のこの重大なセリフを思い出してください…!



1

2

3



正義よりも正しいことよりも、大事なことがある。

いつかわかる時が来る…!



なるほど、坂口さんから(?)のメッセージ、
FF4のこのメッセージは…雑誌レビューのことを予見した言葉だったんですね!

結論…
FF4は、やはりすごいゲームですね!!
















…ああ、最初にお断りしましたとおり、
全部、根拠無き憶測ですので、ご了承ください。

雑誌同様、ブログの情報も、必ず真実であるとは限らないというわけです…!



コメント (14)
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