SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

セルゲイ・ラフマニノフ

2022-10-15 21:37:00 | 日記
朝から仕事でしたが、
きょうも日中は暑くて
半袖に薄手ジャケットです。



素敵な北海道のお土産を
頂戴しました。




紅茶派ですので
明日の朝が
とても楽しみ!

  ✨✨✨✨✨
    

セルゲイ・ラフマニノフは
ロシアの偉大なピアニスト
作曲家です。

貴族の家庭に生まれ、
音楽的に大変恵まれた
環境に育った彼は
20代前半ですでに、
作曲家としてもピアニストと
しても大変に高い評判を
得ていました。

1897年に大作である
「交響曲1番」を
発表しますが、
専門家から酷評されます。
彼の受けた衝撃は大きく
同時期に手痛い失恋も
味わい、
これらのショックが
重なったことで強度の
ノイローゼになって
しまいました。
さまざまな治療を試みますが
効果はありませんでした。

ところが催眠療法の
名医として知られていた
ニコライ・ダール博士の
治療を受けたところ
四ヶ月ほどで、
重症のノイローゼが
あとかたもなく治って
しまったのです。

こうして2年ぶりに
作曲に対する自信を
取り戻し、
イタリアでたっぷりと
英気を養ったあとに
腰を据えて
最も人気のある
「ピアノ協奏曲第2番」の
作曲に取り掛かりますが
平行して同時期に
書いたのが
「2台のピアノのための組曲第2番」です。

初演は1901年、11月24日
モスクワで
ラフマニノフ本人と
アレクサンドル・ジロティの
ピアノで行われました。

曲は4つの楽章から
なりますが、
第4楽章のタランテラの
動画を見つけました。

演奏は反田恭平さんと
藤田真央さんのお二人です。
(6’22")

解説付きでお楽しみ下さい。