気持ちの良いお天気。
コートを脱ぎ捨てて
歯医者さんへ。
大フィルの定期演奏会は
フェスティバル ホールで行われ、
ピアノが必要な曲目は
エキストラとしてお呼びがかかりました。
「トラ」と呼ばれる(笑)アルバイトの2回目は
外山雄三氏指揮のコダーイの「ハーリーヤーノシュ」
冒頭はピアノのグリッサンドから始まるのですが、
指揮棒に合わせて弾いた途端
「おそいっ!」と外山氏の怒鳴り声、
「もう一度っ」とやり直しましたが、
又、もっと大きな怒鳴り声。(σ≧▽≦)σ
そこでハット気付きました。
横長に広い大きな舞台は
タイムラグがあるのです。
ピアノの位置は
指揮者から遠く離れた左奥。
メンバーは熟知していて
慣れないのは私一人だけ。
頭真っ白、必死の巻で
タイミングを隣の打楽器に合わせたところ
無事に演奏が始まりましたが、
その時の衝撃はいまだにスローモーションで
インプットされたまま。(笑)
しかし後年、オルガンを
弾くようになり、
とんでもないタイムラグに
遭遇する事になるのです。(爆)