今朝、届いた「音楽の友」に
連載の中村紘子氏のエッセイ。
『・・・どうも、近年、クラシック音楽を始めとする、
いわゆる、人間の「成熟度」を必要とする分野に携わる人びとの
存在感というか、社会における発言権が昔に比べて希薄になってきたように
思うからである・・・・・中略。
・・・ローマは一日にして成らず、という格言通り、
人間の成熟には時間がかかるが、
それを受け止める社会が
なければならない。
でも今日の日本でもてはやされているのは
軽チャーであり、未成熟な子供っぽい思考である。
大人になるより子供で居続けた方が楽しい社会、
とでもいうのだろうか?・・・』
小気味の良いフレーズに拍手。
連載の中村紘子氏のエッセイ。
『・・・どうも、近年、クラシック音楽を始めとする、
いわゆる、人間の「成熟度」を必要とする分野に携わる人びとの
存在感というか、社会における発言権が昔に比べて希薄になってきたように
思うからである・・・・・中略。
・・・ローマは一日にして成らず、という格言通り、
人間の成熟には時間がかかるが、
それを受け止める社会が
なければならない。
でも今日の日本でもてはやされているのは
軽チャーであり、未成熟な子供っぽい思考である。
大人になるより子供で居続けた方が楽しい社会、
とでもいうのだろうか?・・・』
小気味の良いフレーズに拍手。