ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

独クラブ支え多忙な日々 デュッセルドルフ・広岡さん

2023-03-31 | Weblog
https://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/worldcup/20221011-OYT1T50018/

欧州第三の日本人コミュニティーで「サムライ」支援…元サッカー選手、
通訳や身の回り世話し奮闘 
2022/10/11 18:00

 ドイツ西部のデュッセルドルフには、
7000人以上の日本人が暮らし、
約400社の日系企業が拠点を置く、
欧州ではロンドン、パリに次ぐ日本人コミュニティーが
存在する街だ。ここに本拠地を置く
ドイツ・ブンデスリーガ2部の
フォルトゥナ・デュッセルドルフは、
専門の担当者を置き長年にわたって
日本人コミュニティーとの関係を深めてきた。
(独デュッセルドルフで 星聡)

フォルトゥナ・デュッセルドルフの試合後、
ピッチで選手たちをねぎらう広岡太貴さん
 「日本に関わることは全て担当しています」。
業務に忙殺されながら笑って話すのは、
「ジャパン・コミュニティー・マネジャー」の
広岡太貴さん(32)だ。フォルトゥナの
U―23(23歳以下)チームに所属した経験があり、
その後ドイツ4部のチームでもプレー。
大体大時代にはキャプテンを務め、
総理大臣杯で優勝した経歴も持つ元サッカー選手だ。


 デュッセルドルフ近郊には、
ドルトムントやシャルケなど人気チームが
多く存在しており、強大なライバル
との差異化は不可欠。フォルトゥナは
2008年に「日本デスク」を開設し、
日本人の担当者を置いて、
日本人コミュニティーに溶け込んできた。

 広岡さんは前任者の離任に伴い、
2020年に古巣のスタッフになった。
日本人選手の通訳や世話、日本人向けの
ファンサービス、日系企業へのスポンサー営業、
現地の商工会議所や日本人学校などとの関係作り、
日本語の冊子やホームページの作成、
SNSでの発信など、業務は多岐にわたる。

 ピッチ上でも日本人選手の活躍は目立つ。
かつては大前元紀(現京都)、
原口元気(現ウニオン・ベルリン)、
宇佐美貴史(現G大阪)がプレーし、
現在も日本代表MFの田中碧、
日独両国の世代別代表経験のある
アペルカンプ真大が主力としてプレー。
U―23の内野貴史も、トップチームに同行している。

 日本人選手の通訳や身の回りの世話も
担当する広岡さんは、「上層部からは常に
日本人がいるようなクラブにしたいと言われている」
と日本人選手たちの奮闘を支える。

 2020年には中大と提携。
コロナ禍で学生の実地研修は実現していないが、
今年2月にオンライン研修を実施。
クラブ経営に関する20時間にわたるプログラムを提供した。
広岡さんは「2部とはいえ、本場ドイツのクラブの内情は
Jリーグとは違うと思う。これもクラブに
日本人スタッフがいるからできること。
日本にいる日本人にもアプローチしていきたい」
と業務拡大に意気込みを見せている。




3月30日(木) 閲覧数:733PV 訪問者数:401人

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