ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

新型コロナでホテルリブマックス姫路市役所前 軽症者の受け入れ開始

2020-04-24 | Weblog
2020年令和2年4月14日火曜日
神戸新聞朝刊、わがまち姫路面、文字起こし

新型コロナでホテルリブマックス姫路市役所前
軽症者の受け入れ開始
防護服、通行区域切る

新型コロナウィルス感染症の軽症患者らを受け入れる
「ホテルリブマックス姫路市役所前」(姫路市安田3)
が13日、報道関係者に公開された。受け入れに先立ち、
対応するスタッフ向けの研修もあり、この日は
県内の医療機関から複数が搬送された。

県によると、ホテルの運営会社から提供の申し出が
あった。全78室で各部屋にはベッドやテレビ、
冷蔵庫が備え付けられ、Wi-Fiも使用できる。

ホテルには看護師2人のほか、県職員と
ホテルのスタッフを配置し、支援に当たる。
食事は全て弁当で提供される。患者の通行区域は
テープなどで明確に区切られ、関係者が
立ち入る場合は防護服を着用する。

ホテルの従業員や県職員向けの研修では、
自衛隊員が新型コロナウィルスの基礎知識や
消毒のこつなどを説明。防護服の着脱も実演し、
「手袋を外すときは内側だけを触るように」
などと注意を促した。

同ホテルでの宿泊療養支援活動の統括責任者
を務める北田輝彦県消防課長は
「自衛隊の指導のもと、安全管理に十分注意し、
ホテルの従業員とも連携しながら
進めていきたい」と話した。(山本晃)



コロナ禍の中で 播磨の現場から

異変 静まる天守
姫路市 国宝姫路城

閑散とする姫路城前の交差点。
例年なら人の往来が引きも切らない


沈黙に包まれた世界文化遺産・国宝姫路城を夕日が
照らす。先週末、桜はまだ満開だった。日本の至宝が
息をのむような表情を見せる一方、その姿を
楽しむ人はあまりに少なかった。

姫路城が1年で最もにぎわう春。例年、多い日なら
1万3千人もが城内を見学し、三の丸広場などの花見客は
その数倍とも言われる。それが、今年限りは静まり返った。

感染拡大を防ぐため、姫路市は3月初旬から天守などの
公開を中止し、今月9日には異例の完全休城に入った。
3月の入城者数は前年比で2割。
地域経済への打撃は計り知れない。

休城の直前、天守の周りを歩いた。いつもの雑踏はなく、
時の流れがゆったり感じられる。幾度も訪れている
という年配の女性がつぶやいた。
「江戸時代のお城に迷い込んだよう」

誰もいなくなった城内で、はらはらと桜が散る。
今はただ、再開の時を待つ。(小林良多)


2020/4/14 読売新聞朝刊、播磨姫路版

軽症者ら受け入れ開始 姫路のホテル、看護師2人常駐

新型コロナウィルスの軽症や無症状の患者の療養先として
県が借り上げた姫路市安田の「ホテルリブマックス姫路市役所前」
(8階、78室)で13日夜、患者の受け入れが始まった。患者は
症状がなくなり、PCR検査で2回続けて陰性となるまで個室で滞在する。

県によると、感染者用に確保している病床は、すでに満杯状態となっている。
こうした中、ホテル側が協力を申し出て、県が全室を借り上げることにした。
療養にかかる費用は、国の交付金を充てる。

ホテルには、看護師2人が常駐し、患者の容態が悪化した時には
医師が駆け付け、医療機関も搬送する。患者は毎日朝と夕に体温を測り、
看護師が電話で1日1回、体調に変化がないか聞き取る。1階のフロントには
県職員が待機し、患者がホテルの外に出ないようにする。

食事は、1日3回の弁当を用意し、患者に取りに来てもらう。部屋の掃除や
シーツの交換はせず、ゴミがたまれば患者が指定の場所に出す。
施設内では、看護師や職員らと、患者の動線を分け、感染の防止を徹底する。

この日の午後1時から、ホテルの従業員や県職員、看護師らは、
感染症予防に詳しい陸上自衛官の隊員から、部屋を出入りする際の
防護服の正しい装着方法などを教わり、午後8時過ぎ、
入院先の医療機関から車で到着した患者らを部屋に案内した。

統括役の県消防課の北田輝彦は「民間企業の協力をいただくことで、
重症者のベッドを確保できる。従業員と意思疎通をとりながら
取り組みたい」と語った。


4月23日木曜日
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