MINORU NIIHARA "ROCK ME BABY!!!"

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GREETING & 四方山話etc

笑うな危険。

2016年06月30日 07時40分59秒 | GREETING
おはよさん。

ヨーロッパから帰国して早10日ほどが過ぎた。
帰国後、別に体調が悪くなったわけではないけれど、腰痛と不眠に悩まされた。

腰痛は一週間ほどで改善されたけれど不眠が続いたな。
昨晩、やっと普通に睡眠がとれた・・・嬉
時差が引き金となって何やら不眠のスイッチが入ったんやろな。
兎にも角にも普通に睡眠がとれて良かった!

昨日は、髪の毛の手入れで朝から都内へ~
ヘアーサロン後、観たい映画があったので新宿へ~

「帰ってきたヒトラー」観た。


実は、今回ドイツツアー中にドイツのスタッフに聞きたいことがあったのよ。

「ドイツではヒトラーと言う名前が一般的なのか?」

でも、何となく気が引けて聞けんかった。

今回この映画を観て色々氷解してドイツの現状を垣間見ることができた。

映画の宣伝に「笑うな危険」とあるけれど
正直あまり笑えんかった。
笑うどころか、ちょっと怖い気もした。

映画でヒトラーは言う
「私は国民を操ったのではない。国民が私を選んだのだよ。」

このセリフは強烈だ。

国民に立ち込めるある種の「空気」と言うものがあって、それが国民を「熱狂」へと導く。
それが一番危険だ。

これは別に政治に限った話では無くて
「国民総バッシング」と言う現象が時に見られるのも、こう言った「空気」がもたらすものだ。
厄介なのは、空気に乗っかって「メディア」がそれを扇動するのな。
いや、時に「メディア」がある種の「空気」を作りだすのか?
では、その「メディア」の黒幕は誰なの?
我々は絶えず冷静に「メディア」を見ることが必要だ。
「このニュースの裏側に何があるのか?」と言う冷静さ。

「帰ってきたヒトラー」でドイツが抱える問題、引いてはヨーロッパが抱える問題も知ることができる。
先日のイギリスEU離脱が発端となり世界は益々混沌としてきた。
厄介な時代が到来である。

アジアを見れば、先日「中国軍戦闘機、東シナ海上空で空自機に挑発行為」と言うきな臭いニュースも飛び込んできたけれど、あまり大きく報道されないのも不気味だ。
こんな時に相変わらず「戦争法案絶対阻止!安部の暴走を許すな!」とか叫んでおる政治家がおる
彼等はこの現状をどう考えておるのかね?

「帰ってきたヒトラー」お勧めです。

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