激戦をふりかえって

2016-07-22 16:30:56 | 国政選挙

激戦の参院選挙から10日余り。選挙が終わった翌日に、私のパソコンが故障し、修理に出す羽目に…。そのため、ブログの更新が選挙後、初めてとなりました。

今日は、遅まきながら、参院選挙のまとめです。

7月10日は、午後11時過ぎに桜井事務所で当選確実が発表になり、緊張が解けて、大歓声があがりました。ちなみに、最初に当確を出したのは東日本放送。NHKは出口調査で、桜井さんの当選を確信していたようですが、仙台の開票を待っているうちに、東日本放送に先を越された形となりました。

共産党からは、代表して岩渕彩子さんが桜井さんに花束を贈呈。選挙勝利の功労者の一人でもある岩渕さんと桜井さんががっちり握手しました。今度の選挙は、選挙区で野党共闘で勝利することと比例で共産党そのものを伸ばすことが目標でした。若いいわぶち彩子さんにとっては、選挙区候補から比例への転身という、気持ち的にも論戦の面でも非常に難しい候補者活動だったと思います。ご本人には大変なご苦労をおかけしましたが、よく頑張って、みんなの期待に応えてくれました。

 

 

よく7月11日には、比例で当選した岩渕友さんが朝仙台に来て、街頭から勝利の報告と今後の決意を語りました。

以下、今度の参院選の得票と各マスコミの報道です。

 

宮城県では、共産党は、2000年代で最高の比例票となりました。

桜井充さんは、県内39行政区のうち、24の行政区で自民党候補を上回りました。仙台市でも、農村部でも、自民党候補に差をつけました。

桜井さんの勝利は、「野党共闘の勝利と各マスコミは報道しています。

 

首長9条の会の副会長で、元宮城県町村会会長の鹿野文永さん。地元では、勝手連として、大奮闘されました。本当に、お世話になりました。

参院選挙の結果は、改憲勢力が参院の3分の2を占めるという大変危険な状況となっています。しかし、東北で活動してきた私たちの実感は、自民党に「野党共闘で勝った」というものですから、全国の結果と、受け止め方は異なります。宮城県の自民党の県議や仙台市議の中からは「官邸、県連が総がかりでやって敗北した。惨敗だ」「徒労感だけが残る」といった嘆きの声が聞こえてきます。選挙中、安倍晋三首相が2回も宮城県に入り、県選出の国会議員に「宮城で自民党候補を勝たせたら、大臣にしてやる」といったそうです。それでも勝てなかった。安倍政権は、東北の審判を真摯に受け止めるべきです。

今後、憲法改悪阻止がたたかいの最大のテーマになります。それだけに、野党共闘で勝利した宮城県の教訓をぜひ全国にも広げたい。