音楽の喜び フルートとともに

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葦笛とオカリナと

2018-04-19 21:27:21 | 音楽

今日はお昼過ぎに父の病院に行ったら、ヤギさんが近くまで、きていました。
ほら!

「リハビリも終わって疲れてるかも。」と
看護師さんに言われましたが、「ロビーに行く?」と聞くと、「行く。」と返事しました。
いつものように、フェルデンクライスもどきをしようと足の先を見ると、いつもより肌の色がいいです。
やっぱり、動いたら血行が良くなるんですね。

足先から手、肩、背骨、肩甲骨を関節を触りながらゆっくり動かすと、もっと血行が良くなります。頭を触ると気持ちいいらしく、目を閉じます。

ぼちぼちやりながら、お茶を飲んだり、持ってきた小さなお菓子を食べたり。

しばらくすると、年配の男女がなにやら準備をし出しました。
「オカリナと、ハーモニカ、葦笛を吹きます。聴いて行ってくださいね。」とにこやかに誘ってくれました。

ご夫婦で毎週ボランティアで演奏されているそうです。
茶摘みや、花、故郷など、一緒に歌ったり、手拍子したり、他の入院患者さんもきて楽しい時間を過ごしました。
父は声は出ませんが、歌詞カードを見せるとじっと見ながら、首をリズムに合わせて少し動かしました。

声こそ出ませんが、何か父の中で動いています。音楽は魂の底の何かを叩くのです。


滋賀の方で作られている葦笛は、薄くて軽く、とても良い音でした。
終わってから、ちょっと吹かせていただきました。
リコーダーと同じ方式ですが、穴が接近しているので、指をうまく置くのが難しかったです。
欲しくなりました。