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『マスク』

2007年02月26日 02時27分40秒 | 映画レビュー
製作年度:1994年
上映時間:101分
監督:チャールズ・ラッセル
出演:ジム・キャリー 、キャメロン・ディアス 、ピーター・リーガート 、ピーター・グリーン 、エイミー・ヤスベック 、リチャード・ジェニ
オススメ度:★★★★★

ストーリー:
小心者のスタンリーはひょんなことから不思議なマスクを拾う。家に帰り何気なくそのマスクを着けたとたん!猛烈な竜巻と共に彼の中のもうー人の自分《マスク》が現れた。そして彼は《マスク》の力を借りて、ー目惚れしたクラブ歌手、ティナにアタックするのだが……。



コメント:
ジム・キャリーのコメディセンス。
キャメロン・ディアス美貌。
そしてテンポのいい話の展開。
どれを取っても最高のコメディ映画だといえる。

僕がこの映画を観たのは確か中学生のときだっただろう。
出演者のことなんか全く興味がなく、ただこの”不気味な緑の仮面”に惹かれて観たのを覚えている。
そんな僕を笑いの渦に巻き込んでくれたのがジム・キャリーの演技だった。
あの顔芸とオーバーなリアクション。
CGを使ってはいるがそれは単なる補助的な役割に過ぎず、ジム・キャリーの持ち味を存分に生かすための演出だということがよくわかる。
まさしく僕の笑いのツボにはまる演技がこれだったのである。
そして本作のヒロインでこの映画がデビュー作となったキャメロン・ディアス。
こちらもまさに僕のドツボにはまる理想の女性像だったのである。
とにかくあまりにも美しい。
こんな美しい人がこの世の中にいるんだと思った瞬間だった(まだ中学生だったし)。

そしてこの二人の俳優を引き立てる役目を果たしたのがストーリーだ。
ひょんなことから不思議なマスクを拾った主人公がそのマスクを着けたとたん!猛烈な竜巻と共に彼の中のもうー人の自分《マスク》が現れ、そして彼は《マスク》の力を借りて、ー目惚れしたクラブ歌手、ティナにアタックするのだが……。
というなんとも奇想天外な発想のストーリー。
ノリノリのテンポで進んでいき、笑いあり笑いありとにかく笑いありの展開が申し分なくおもしろい。
バランスのいい仕上がりになっていて老若男女が楽しめる映画だといえる。

この映画をきっかけに、ジム・キャリーとキャメロン・ディアスはスターの道を歩んでいくことになるが、売れるきっかけになった作品がこれだということをみんなには知って欲しい。
ジムの笑いの原点、キャメロンの美しさの原点を再確認できる作品であることは間違いだろう。


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