シネブログ

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『サイレントヒル』

2007年01月21日 23時46分34秒 | 映画レビュー
製作年度:2006年
上映時間:126分
監督:クリストフ・ガンズ
出演:ラダ・ミッチェル 、ショーン・ビーン 、ローリー・ホールデン 、デボラ・カーラ・アンガー 、キム・コーツ 、ターニャ・アレン
オススメ度:★★★★☆

ストーリー:
ローズとクリストファーの夫婦は、9歳になる娘シャロンの奇妙な言動に悩んでいた。しばしば情緒不安定になり、“サイレントヒル”とつぶやくシャロン。彼女を救う手掛かりを探すローズは、やがてサイレントヒルという街が実在することを突き止める。そこは、30年前に大火災に見舞われた忌まわしい過去のため今では誰も近づかないゴーストタウンと化していた。ローズはクリストファーの制止を振り切り、シャロンを車に乗せその街を目指す。しかしサイレントヒルへと続く狭い道の途中で事故に遭い、ローズは気を失ってしまう。彼女が意識を取り戻したとき、そこにシャロンの姿はなかった。ローズはシャロンの行方を追って、サイレントヒルの奥深くへと彷徨い込んでいくのだが…。



コメント:
ゲームをそのまま映画にしたような世界。
実際にこのゲームをしたことはないが、十分世界観を体感できた。

観客を恐怖に陥れる演出もかなり工夫されていたと思う。
闇の世界が襲ってくるとき、街に鳴り響くサイレンの音…そして映像のフェードアウト。
見ている側からすればこれから一体なにが起こるのかわからない。
その直後に不気味なクリーチャーによる襲撃。
これぞまさにこの映画の恐怖のどん底に落とすための演出である。
全部で4度ほど闇の世界のシーンがあるのだが、回を重ねるごとに観客に「何かくるぞ!」という意識を持たせて、恐怖の体感度を増してくる演出には恐れ入った。
それだけでもこの映画を観る価値はあるだろう。
闇の世界の映像は最新のCG技術が使われていて今までに見たことのないような恐怖を体感できた。
クリーチャーの動きもそれほどわざとらしさがなくうまく表現できてたと思う。

問題なのはこの映画の終わり方。
最後はどう理解したらいいのかわからなかった。
続編に続くのか?なんか納得のいかない終わり方だったので残念。
それでも全体的にホラー映画としてのポイントはおさえているので十分楽しめる内容だろう。


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