シネブログ

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『ミリオンダラー・ベイビー』

2007年01月05日 11時47分02秒 | 映画レビュー
製作年度:2004年
上映時間:133分
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド 、ヒラリー・スワンク 、モーガン・フリーマン 、アンソニー・マッキー 、ジェイ・バルチェル 、マイク・コルター
オススメ度:★★★★☆

ストーリー:
ロサンジェルスのダウンタウンにある小さなボクシング・ジムを営む老トレーナー、フランキー。その指導力に疑いのない彼だったが、選手を大切に育てるあまり、成功を急ぐ優秀なボクサーは彼のもとを去ってしまう。そんなある日、31歳になる女性マギーがジムの門を叩き、フランキーに弟子入りを志願する。13 歳の時からウェイトレスで生計を立てるなど不遇の人生を送ってきた彼女は、唯一誇れるボクシングの才能に最後の望みを託したのだった。ところが、そんなマギーの必死な思いにも、頑固なフランキーは、“女性ボクサーは取らない”のひと言ですげなく追い返してしまう。それでも諦めずジムに通い、ひとり黙々と練習を続けるマギー。フランキーの唯一の親友スクラップはそんなマギーの素質と根性を見抜き、目をかける。やがてマギーの執念が勝ち、フランキーはついにトレーナーを引き受けるのだが…。



コメント:
人生はいつ何が起こるかわからない。
もし絶望的な状況になったとき愛する人はどうやって自分を救ってくれるのか?
これらをテーマに、ボクシングに希望を見い出そうとする女性とそのトレーナーを通じて描かれる人間ドラマ。

結論から言うと、この映画で語られる物語が救いようのあるものなのかどうか判断することなんてできない。
最終的には自分が決断すべきことだから。

客観的にみると、マギーとフランキーの人生は不幸のどん底だろう。
しかし二人の歩んできた人生をみればこの結果は仕方ないものなのかもしれない。
死は突然やってくるときもあれば自分で決断するときもある。
そんなメッセージが心にヒシヒシと伝わってくる映画だと思う。

とても重い映画なので生と死について考えたくない人は観ないほうが無難だろう。


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