シネブログ

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『キル・ビル Vol.2』

2007年01月29日 01時42分02秒 | 映画レビュー
製作年度:2004年
上映時間:136分
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ユマ・サーマン 、デヴィッド・キャラダイン 、ダリル・ハンナ 、マイケル・マドセン 、ゴードン・リュウ 、マイケル・パークス
オススメ度:★★★★☆

ストーリー:
かつて結婚式のリハーサル中にビルの襲撃を受け、愛する夫とお腹の子どもを殺された“ザ・ブライド”。昏睡から奇跡的に目覚めた彼女はビルへの復讐を誓い、襲撃に関わったかつての仲間たちを次々と仕留めていった。残るはバドとエル・ドライバー、そしてビル――。さっそく彼女は次なる標的のバドを倒すため、テキサスの荒野へ向かう。一方バドは、もはや殺し屋としての面影もなく、アル中に落ちぶれていた。彼にも与えられた服部半蔵の刀は質屋に出したと言い放ち、兄ビルの忠告も空しく聞こえるばかりだったが…。



コメント:
とてもすばらしい映画だ。
前作がグロくておもしろくなかったからと言って、この作品を観ないという中途半端なことはやめて欲しい。
『キル・ビル』は1と2を合わせて観て初めて完結する映画なのだ。

1では激しいアクションシーンが目立っていたが、2ではかなり大人しめ。
それでもタランティーノのこだわりは随所に健在で、マニアック度は引き続き堪能できる。

ストーリー的には『愛』を主とした内容になっていて、この復讐劇が始まる前の関係やここに至るまでの過程が丁寧に描かれている。
そして最後はこの映画に相応しい終わり方になっていると言えよう。
欲を言えば、もう少しアクションはあってもよかったのではないかと思う。
1と比べるとかなり大人しすぎて退屈だった。
まあ全てを1本の映画として観るとそれは全然問題にはならないだろう。

とにかく最後までタランティーノ節を味わってもらいたい。


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