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『アイアンマン』

2008年10月02日 00時38分39秒 | 映画レビュー
原題: IRON MAN
製作年度: 2008年
別題:-
製作国・地域: アメリカ 上映時間: 125分
監督:ジョン・ファヴロー
製作:
アヴィ・アラッド
ケヴィン・フェイグ
製作総指揮:
ジョン・ファヴロー
ルイス・デスポジート
ピーター・ビリングスリー
アリ・アラッド
スタン・リー
デヴィッド・メイゼル
キャラクター創造:
スタン・リー
ドン・ヘック
ラリー・リーバー
ジャック・カービー
脚本:
マーク・ファーガス
ホーク・オストビー
アート・マーカム
マット・ハロウェイ
撮影:マシュー・リバティーク
視覚効果監修:ジョン・ネルソン
プロダクションデザイン:J・マイケル・リーヴァ
編集:ダン・レーベンタール
音楽:ラミン・ジャヴァディ
音楽監修:デイヴ・ジョーダン
出演:
ロバート・ダウニー・Jr トニー・スターク
ジェフ・ブリッジス オバディア・ステイン
テレンス・ハワード ローディ
グウィネス・パルトロー ペッパー・ポッツ
ショーン・トーブ イェンセン
レスリー・ビブ
ファラン・タヒール
サイード・バッドレヤ
ビル・スミトロヴィッチ
クラーク・グレッグ
ティム・ギニー
ジョン・ファヴロー
スタン・リー
サミュエル・L・ジャクソン
(クレジットなし)
声の出演: ポール・ベタニー
オススメ度:★★★★★

ストーリー:
米国政府と契約を結ぶ巨大軍事企業スターク・インダストリーズの社長で、発明家としての顔も持つトニー・スターク。彼はある日、自社新型兵器のデモ実験に参加するためアフガニスタンへ赴き、みごと実験を成功させる。だがその直後、テロリスト集団の襲撃に遭い、胸に深い傷を負ったまま囚われの身となってしまう。さらに、一味のために最強兵器の開発を強制されるトニー。しかし、彼は一味の目を盗んで飛行可能なパワードスーツを開発、それを身につけ、敵の隙をみて脱出し生還を果たす。そして、この一件で自社兵器がテロ組織に利用されているのを目の当たりにし、ショックを受けたトニーは会社として武器製造を中止する一方、テロ撲滅を誓い、秘かにパワードスーツの改良に着手。こうして試行錯誤の末、驚異の攻防力と飛行性能を兼ね備えたパワードスーツ=“アイアンマン ”を完成させる。

コメント:
ヒーロー誕生までのプロセスが斬新かつしっかり描かれており実におもしろい!
なんたって死に掛けのチョイ悪おやじが、地上最強の頭脳を使って自分の体までもヴァージョンアップさせてしまうのだから。”バットマン”も”ロボコップ”もそしてあの”トランスフォーマー”も誰もが真っ青のヒーロー誕生の瞬間だ。

女をチョイチョイ引っ掛けて毎晩遊んでるかと思いきや、自らの新型兵器開発で軍事企業を経営しているトニー・スターク。だが、アフガニスタンを訪問中にテロリストの襲撃に遭い、胸に深い傷を負ったまま囚われの身となってしまう。そんな中、彼は一味の目を盗んで飛行可能なパワードスーツを開発するが…

この最初のパワードスーツを開発して脱出するまでの過程がとにかくおもしろかった。自らが経営する企業の真価を問い掛けながら、脱出に全頭脳を使い切るトニー。そして遂に完成した”パワードスーツ ver.1.0”。あらゆる攻撃で敵を掃討し命からがら逃げ切った彼が次に求めたもの、それは新兵器の開発を止めテロ撲滅を誓って世界を変えることである。

完全復活した彼が新たに開発したのが、驚異の攻防力とマッハ単位の飛行性能を兼ね備えた”パワードスーツ ver.2”=“アイアンマン ”だ。実は本作は、ここまでの展開でほとんどの時間を費やしてしまっている。だがその随所に見所が満載で、背景、人物像などがしっかり描かれているので飽きさせない。”アイアンマン”=”善人”までとははっきり言えないが、真に目覚める天才発明家というキャラとロバート・ダウニー・Jrの演技が相俟って、とても愛着のある絶妙な存在感を植えつけている。

アニメっぽさは全くと言っていいほどなく、大人でもすんなり入れる展開はとても評価できる点ではなかろうか?

そして最大のポイントでもあるアクションシーンは、とても出来がよく十分満足のいく内容である。変身シーン、飛行シーン、開発シーン、どれをとっても一級品のCGであることには違いない。今回戦う敵があまりに米国らしい相手でちょっと嫌悪感は否めないが、総合的によく出来ていたので良しとしようではないか。

そんな新ヒーローの決め台詞は…

”アイ・アム・アイアンマン”

マスコミの前だろうが自らをヒーローと認めてしまうなんて新しいぜぇ~!!
くぅ~かっこぃい~~☆


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