シネブログ

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『サウンド・オブ・サンダー』

2006年12月28日 01時08分55秒 | 映画レビュー
製作年度:2004年
上映時間:102分
監督:ピーター・ハイアムズ
出演:エドワード・バーンズ 、キャサリン・マコーマック 、ベン・キングズレー 、ジェミマ・ルーパー 、デヴィッド・オイェロウォ 、ヴィルフリート・ホーホルディンガー
オススメ度:★☆☆☆☆

ストーリー:
西暦2055年、人類はタイムトラベルを可能にしていた。シカゴの大手旅行代理店タイム・サファリ社では、6500万年前にタイムトラベルして恐竜狩りを楽しむという人気ツアーを主催していた。地球の歴史が変わらぬよう、ツアーは厳格に管理されていたが、ある時、ツアー客の一人が気づかぬうちにごく小さな何かを過去から持ち帰ってしまったため、地球上の進化が大きく狂ってしまう。それはタイム・ウェイブ(進化の波)として地球に押し寄せる。最初に異常気象が引き起こされ、続く波で巨大植物の異常繁殖、さらには未知の巨大生物まで出現する。そして最後の波が来たとき、人類は滅亡してしまう。それまでに残された時間はあと僅か。はたして、人類はこの未曾有の危機を乗り越えることができるのか?



コメント:
一体これは何年前の作品なんでしょうか?
たった2年前ですよね?

まず何がひどいかって言ったらCGの完成度。
最初、メイキング映像でも見ているのかと勘違いしたくらいです。
明らかに作りかけのようなCGで、この映画の見せ所でもある近未来の建物や恐竜など全てのCGが全然ダメ。
リアル感のかけらもありませんでした。
正直、10年以上も前に製作された「ジュラシック・パーク」などの方が断然リアルで丁寧に作ってあります。

あと、見ようと思ったきっかけがストーリなのですがこれもかなりマズイ出来です。
とにかく根拠のないセリフが多すぎ。
タイムトラベルを開発した女博士ですが、「そろそろ次の波がくるわ」とか何度か言ってるけど、その根拠はどこにあるの?とか、植物に刺された男が、刺された瞬間「この植物には毒がある」とか言ってるけど、なんでそんなすぐに毒があるってわかるんだ?とか、とにかく聞いた瞬間笑いが出てしまうセリフが多いんです。
あまりにひどいので映画を観ながらツッコミを入れまくってました。

よくこんな映画が一般公開されたなと疑問に思っています。
予告編ではそれなりに良い出来に見えたので、本編を見たときのショックはあまりに大きかったですね。
期待しすぎた自分がバカでした。
これから見る人にはとてもオススメできない映画です。


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