シネブログ

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『終わりで始まりの4日間』

2007年01月17日 01時17分24秒 | 映画レビュー
製作年度:2004年
上映時間:103分
監督:ザック・ブラフ
出演:ザック・ブラフ 、ナタリー・ポートマン 、ピーター・サースガード 、イアン・ホルム 、ジーン・スマート 、メソッド・マン
オススメ度:★★★★☆

ストーリー:
感情の起伏が極端に乏しく、精神安定剤を常用している売れない役者アンドリュー。ある日彼は母の死の報せを受け、9年ぶりに故郷のニュージャージーへと帰郷する。父とは折り合いが悪いままで、旧友たちとの再会にも、彼らとの距離を感じてしまうばかり。そんな時、アンドリューはひょんなことから天真爛漫でちょっとエキセントリックな少女サムと出会う。そして、サムと一緒の時間を過ごすことで、アンドリューは忘れかけていた感情を少しずつ取り戻していく…。



コメント:
この作品は観る人の年代によって感じ方が変わる映画だと思う。
僕はちょうど主人公と同じ年代ということもあって、とてもリアルに感じることが出来た。
自分を投影できる青春映画としては最高の出来だ。

ある日突然、母親が死んだことにより9年ぶりに故郷に帰ってきた青年。
そこで昔ながらの友人やある女性と出会ったことにより、今までの人生を振り返る機会に恵まれる。

誰にでも起こりえる展開なだけに感情移入がしやすかった。
全体的にコメディタッチで描かれているので笑いあり涙ありで十分楽しめる。

監督兼出演のザック・ブラフはこの作品で監督デビューを飾った。
彼の見た目はかなり普通の青年なためなんとなく親近感が湧いてくる俳優だ。
そしてこの映画で欠かせないのがナタリー・ポートマン。
彼女の魅力が最大に引き出されていて、観ているだけで微笑ましい。
笑っている顔、泣いている顔、彼女が出ているシーンは全てが最高だ。
これだけでも観る価値のある映画に仕上がっている。

とにかく今人生を突っ走り過ぎている人に観て息抜きしてもらいたい映画だ。


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