シネブログ

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『ユナイテッド93』

2007年01月13日 23時57分15秒 | 映画レビュー
製作年度:2006年
上映時間:111分
監督:ポール・グリーングラス
出演:ハリド・アブダラ 、ポリー・アダムス、オパル・アラディン 、ルイス・アルサマリ 、デヴィッド・アラン・ブッシェ 、リチャード・ベキンス
オススメ度:★★★★★

ストーリー:
2001 年9月11日、アメリカ国内の空港を飛び立った旅客機4機が、ほぼ同時にハイジャックされる。うち2機はワールド・トレード・センターに、もう1機は国防総省ペンタゴンに激突炎上した。しかし残る1機、乗客40人を乗せたユナイテッド航空93便は、なぜかターゲットに到達することなく、ペンシルヴェニア州に墜落した。



コメント:
正直、この映画が真実を描いているものなのかどうかは定かではない。
観る前まではどうせ金儲けの映画だろうと思っていた。
しかし、そんなことは全く気にならないほど臨場感の溢れる内容で、当時の恐怖が痛いほど伝わってくる作品に仕上がっていた。

この映画を観れば、テロがいかに残酷で悲惨なものであるのかということは誰の目にも映るだろう。

このテロに対しての政府の対応はいつまでも問われるだろうが、私たちが考えなければいけないのは『命』の大切さだと思う。
そういった意味で、この映画はたくさんの人に観てもらって素直に感じてもらいたい。

DVDでは特典映像としてこの映画ができるまでの軌跡やテロで亡くなった人たちの紹介がされている。この映画に協力した遺族の方々はとても勇気のある行動をとっていると感じた。
こういった人達が先頭に立って命の大切さを伝えることにより、今の世の中も少しずつ良い方向に変わっていくことを信じたい。