練習日誌

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7月21日 最後の部誌 小坂

2015年07月21日 23時02分41秒 | Weblog
もう書かないと思っていたが結局書くことになりまして、ぐだぐだにならぬよう努力する次第であります。受験生は早く寝ましょう。

さて、夏大最終戦。目標としてきたベスト8を目前にして最後は力尽きてのコールド負け、、、というか相手との実力差に圧倒されました。投手力はけっして劣っているとは思わなかったし振り返ってみてもそうは感じない。やはり打線の厚みは段違いだった。小宗の球への対応力、打球の質、ミートの上手さ、どれをとってもキャッチャーという立場からして見れば相手が一枚二枚上手だった。そんなチームに一点差まで詰め寄ったのはこ一年やってきたことが間違いではなかったことを象徴していただろう。

うちの代の強みはなんといっても打線であったことは言うまでもないが、それを発揮したことは非常に良かった。ただそれを支える小技の精度・信頼性がベスト16に名をそろえた高校と比較すると圧倒的に足りなかった。ここ一番でバントが決まらない、ヒットエンドランもない、盗塁したのは結局谷村だけ。これではいくらランナーが出ても次に進まないし、ヒットだけでは相手投手の心を痛めつけることはできない。ずっと練習試合の最後に「バントはうちの永遠の課題だからしっかり練習して試合で使えるようにしよう」と言ってきたが、最後の最後までうまくいかなかった。バントは次の代はかなり大事だと思うから、アップだけじゃ足りないと思って練習に取り組んでほしい。

他のことはけっこうあんべが書いてくれていたので、俺からはこれくらい。自分の高校野球最大の思い出はやっぱ超吹きた戦のホームランですかね。打った瞬間入ったと思うくらいのいままでで一番の感触が今も忘れられないし、なんといってもホームランボールを見て喜ぶ母の姿を見れて本当に頑張ってきてよかったと思えた。キャッチャーはつらいし大変だったけど最後の大会は打者との駆け引きを楽しむ自分がどこかにいて、あれだけ嫌がっていたものもちょっとは好きになれたかな…。

自分は主将として一年間チームを見てきたが、個人的には縦のつながりを意識して接してきたつもりだ。いろんな人との会話を通じていろんなことを教え、感じてもらうというつもりだったが、後輩から多くのことを学ばせてもらったことは非常に良い経験だったと思う。他人に頼りっぱなしでなかなか頼りなかったと思うが、それでもついてきてくれたチームメイトには感謝している。


長々と話してきたが、ここには書ききれないことはたくさんあるので、どういう形でもいいから少しずつこの思いを後輩に引き継げたらいいなと思う。最後に、僕らをずっと支えていただいたスタッフの方々には心から感謝しています。ベスト8には届きませんでしたがベスト16という結果に到達できたこと、えぬえいちけーのトーナメント表に強豪が集う中、ムサシの文字が一際目立つこの興奮を味わえたのも野村さんや大橋さん達のおかげです。
本当にありがとうございました。


90期野球部 主将 小坂

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