美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




というわけで三ヶ月に一度の棚卸...

7/10
◎岡崎乾二郎さん @kenjirookazaki 。よかった! RT @hamuzou:
「岡崎乾二郎展」南天子画廊 http://bit.ly/b7C9rK 23点の新作小
品。詩的な題名。現代のアクションペインター。ギャラリーHPに掲
載されている、カラフルな作品がよかった。

○RADIUM の忽那光一郎さんの写真展。夜空を飛ぶ飛行機の軌跡を捉
えた写真は宇宙に思いを馳せる気分の大人に響くのではないかな...
写真集の印刷がとてもきれいだったので思わず買ってしまいました。

◎今日は清澄白河の @SNAC_IN の『2人が見ている未来の美術』とい
うイベントに行った。水戸芸の高橋瑞木さんと island の伊藤悠さん
( @harukaito )が遠藤一郎さんについて熱く語っていた。学芸員と
ギャラリストが話すところを初めて見た。画期的ではないかと思った。

遠藤一郎さんについて語られていた言葉。『(美術史などの)あると
ころをすっ飛ばして、それでも伝わるものを持っている』『そこで求
められているモノを読み取る能力とそれを形にする力が半端ない』
『造形については自覚的で、美術家と同じようなプロセスをたどって
いる』『この場が社会彫刻』。

淀川テクニックの脇に MorilynManroe 参上なう

◎ギャラリーαMの早川祐太展最終日。水を使った作品がたまらない。
どうやったらこんなこと思いつくのだろう...
○TARO NASU では川上雅史展。モノクロの小品。今年のAATに出して
た異形の作品も見せてもらえる。室内で観るとど迫力。こんなに大
きかったんだ...

7/24
◎建築はどこにあるの?7つのインスタレーション 東京国立近代美術館
くまさん...中村竜治 とうもろこし畑

◎山種美術館開館記念特別展『江戸絵画への視線』。私は江戸絵画
を四年前のプライスコレクション展で知ったのですが、琳派から連
なる絵画の系譜はとても興味深い。なんか響いてくるんだよね...
今日は山下裕二先生の講演も聴けて大満足でした!

◎森美術館のネイチャー・センス展を堪能...その場に身をおくこと
が、楽しい展示...

写真を撮るのがとても楽しかった。何枚かアップしてみます。私の
印象はこの色...

作家:吉岡徳仁  この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・
非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

ネイチャー・センス展の画像その弐。人のいない空間...

作家:吉岡徳仁  この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・
非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

ネイチャー・センス展の画像その参。モノリスを彷彿とさせてくれ
る...

作家:吉岡徳仁  この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・
非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

7/31
◎横浜高島屋で奥村美佳さんの個展。日本橋高島屋の展示から多少
作品が入れ替わって落ち着いた印象...大きな作品を仔細に眺めると、
このくらいのサイズがないと表現できないディティールってあるの
だな...としみじみ思う。

8/7
○今日は神奈川県立近代美術館葉山の浜田知明展に行った。『初年
兵哀歌』が全部並んでいた。ここまで描かざるを得ない過酷な体験
を思うと言葉が出ない...
私は浜田の風刺には底意地の悪さを感じてよしとしないけれど、カ
ンバスに聴診器をあてる男を描いた『名作?を診る人』に自分を戒
めた...
そう、今日の浜田知明展では学芸員さんの講演も聴いたのですが、
浜田知明はヒエロニムス・ボスを好んでいるという。そう言われて
観ると、『初年兵哀歌』をはじめとする初期の戦場を描いたシリー
ズのひりひりした人物像は、ボス的だなと思った...

8/10
・照明と言えば、東京都庭園美術館の有元利夫展の明かりは暗すぎ
はしないかなぁ...私はとても悲しい気持ちになったのだけれど...

8/14
○トーキョーワンダーサイト渋谷の桑久保徹展。もっとも気になる
絵描きさんの一人。海をアトリエにしたモチーフがしびれる。大き
な油彩の迫力を堪能。9/26まで...

・梅佳代さんの写真展『ウメップ』。会場奥の小さな写真の壁は一
点の曇りもなく天真爛漫な印象。一箇所だけNGとあった場所にはど
んな写真が展示されていたのかな...昨日の束芋さんとのトーク、
聴きたかった...

◎ワタリウム美術館の藤本壮介展。できた建築を見せるのではなく、
その発想をたどらせる展示。建築のための建築ではなく、いろんな
アイデアを建築に収斂させていこうとする姿勢が面白いと思った。
小さい会場をさまようように巡り歩くことの楽しさ。また来よう。

◎数日前に仏像についてぶつぶつつぶやいてたら仏像を観たくなっ
た。そこで三井記念美術館へ。お盆のせいか五時すぎにはゆっくり
と鑑賞。唐招提寺の赤童子立像の力強さ。そして法隆寺の観音菩薩
(伝月光菩薩)。静かな中でじっと見つめていると、手のひらが大
きく見えてきた。包まれるような...

8/27
◎BLANK_MUSEUM みんな中庭にいるけれど、音楽を聴きながら館内
を散策するのも楽しい...青い光を浴びているところ...誰もいない
空間に、ひとり...


8/27
◎資生堂ギャラリーの石上純也展。建物のデザインや設計とは違う、
外と内の空間や、大きいものと小さいもののスケール感をゆるやか
に繋ぐアイデアの数々...MOTのアトリウムに展示された四角い風船
もその中の一つ。私はどこまでも続く細くて長い橋や、海の中の通
路のイメージが好きだな...

9/22
○千葉市美術館の田中一村展。日本画や洋画のわくを飛び越えた一
村画。村上隆さんが激賞するのも分かる。途切れることのない人波
にちょっと感動...
私は日本画というと、もっとさらっとした色彩を思い浮かべるので
すが、一村のあの熱帯色と、不思議に調和する静かな風景に惹かれ
ました...いつか奄美に行ってみたい...<湿度の高い奄美で、
展覧会場のあとからあとから続いてくる人波に『フィールド・オブ・
ドリームス』を思い出した。

◎川村記念美術館でバーネット・ニューマン展。色を本物の色に変
える...『存在せよ』と『アンナの光』だけでもきた甲斐があった。
ただ、芸術のための芸術、芸術家のための芸術家を嫌ったニューマ
ンのインタビュー映像には、絵画を語る言葉のための絵画を語る言
葉的なところがあって、残念に思った。
ロスコもニューマンもいい展示でしたが、ロスコルームのベンチは
隅に置くべき。監視員さんが一番いい場所に座っていました...(^^;

9/23
×そういえば昨日、NIPPON ART NEXT のオープニングのシンポジウ
ムに行ったのだった。聴いてて愉快なものではなかった。ここ数年、
ギャラリーなども行くようになって新しめの作品を追いかけてきた
けれど、何だかついていけないような気がしてしまった。私が観た
いものはどこにあるのだろうな..ダークな気持ちになっていたので
『ツインピークス』のDVDボックス観た。まだ三枚目...いったいい
つになったら観終わるのだろう。

9/24
◎山種美術館の『日本画と洋画のはざまで』。近代日本画はやっぱ
りいいな。菱田春草の『いずれ日本画も洋画も一様に日本画と呼ば
れる時がくるだろう』というような言葉が紹介されていて、ここに
選ばれた作品だけみるとその通りになっているように思える。放庵
の作品は間近で観たかったな。

○サントリー美術館の『鍋島』。熱心に観る人しゃべる人をスルー
しながらゆっくりと観られました。休日は混んでいるのかな?

○国立新美術館の『陰影礼讃』。写真と映像に絞ったほうがよかっ
たような(御舟の居心地が悪そうでした)。でも、こうした企画は
続けて欲しいと思います。 高松次郎の『影』は何度か観てるけど、
今回は室内の明るさが絶妙でゾクっとした。アンドレ・ケルテスの
『モンドリアンの部屋』。横浜美術館にもあるけどとても好き。絵
はがきがあったら欲しいな...

◎上村松園展。松園の作品には抑制されている印象があったのです
が、若い頃の作品を観て、こんなに感情をあらわにした日本画は観
たことがないな...と思っています。先日、日本画好きの女性が『松
園の絵はこわい』と言っていてピンとこなかったですが、じわじわ
とわかってきました...
青空文庫に上村松園の『作画について』→ http://bit.ly/aRUQwK
そう、展覧会の後半に展示されてる『夕暮』は前後の作品にくらべ
るとじわっとした優しさがにじみ出る作品でした。こういう作品を
京都の高校が収蔵していることも好ましく思えた。
宮尾登美子の『序の舞』のタイトルだけは聞いたことがあったので
すが、松園がモデルなのですね...読んでみよう...

あと、この四半期には『北の丸大茶会、試みの茶事』に行ったり、
何だかんだでとっても充実してました!

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