伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
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伊勢原市 使用済み小型家電リサイクル視察記

2013-08-06 23:41:29 | 環境
8月6日 伊勢原市の使用済み小型家電リサイクル事業について、視察させていただいた。
訪問させていただいたのは「地域作業所ドリーム」さん。

佐倉市から2時間以上かけて行ってきたが、担当課の方から廃棄物行政へ福祉的観点を取り入れた神奈川モデルについて、わかりやすく説明していただいた。

今年4月から法律が施行された小型家電リサイクル法。
それ以前の1月から、伊勢原市では神奈川モデル第一号として使用済み小型家電のリサイクルが始まった。
神奈川モデルの特徴は、廃棄物行政に福祉作業所での解体作業を組み込んでいること。
ただ単に、小型家電リサイクルが始まったから回収して指定事業者に渡すだけではない。
福祉作業所での仕事づくりと100%リサイクルを目指している。

パッカー車でガラガラと回収したのでは、リサイクルできないゴミがたくさん出る問題がある。

手作業での解体は、「ストラップ以外はすべてリサイクルできます。」ということだった。

先日私たちも、木更津市の福祉作業所あゆみ会を視察したが、伊勢原市さんも事業立ち上げ前にあゆみ会を参考にされたということだった。



細かい作業を楽しくやっている。
家ではドライバーを持ったこともなかった女の子も興味をもって取り組んでいるとか。



小型家電の解体だけでなく、いろいろな作業台があり、それぞれ得意な作業を行っている。
「佐倉市からの視察です」と紹介してもらったが、全国からの視察があるということだった。

回収する品目は、携帯電話、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ゲーム機、デジタル携帯音楽プレイヤーなどで今月から電子辞書も始まった。

回収方法は各ステーションでは月2回、市役所や公民館は回収ボックスが常設されているということだった。
この回収ボックスは手作りでした。



伊勢原市役所の担当課の方々にはお世話になりました。
お忙しい中、ありがとうございました。


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