伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

「必要ですか?予防接種」 山田真さん 4/1 ワクチントーク全国ネットワーク((追記しました5/9)

2012-05-09 08:58:48 | ワクチン問題
「必要ですか?予防接種」4/1 ワクチントーク全国ネットワーク つづき

山田真さん 基調講演
まず、
福島原発被害について

現在、福島原発被ばく者の診察を東京や福島で行っており、福島の人々の置かれている状況を話された。

放射能も被害者も認めないということで、福島原発事故被害者と森永ヒソミルク事件とは同様のものである。
データ隠しは、チェルノブイリよりひどい。
福島県民は放射能が不安と口に出せない状況で、医者に「具合の悪いのは放射能のせいでは?」と聞くと診てもらえなくなる。
渡利地区では、家の中でも30マイクロシーベルト/時間あると、あるおじいさんが話していた。

原発と保障問題は因果関係を証明することは、ほとんどの病気で難しい。

1940年代から「放射能の被害は気のせい」とされていた。
そのころから低線量被ばくの問題は分かっていたが、問題を発言していたカール・モーガンは米国放射線防護委員会の委員だったが、変人扱いされ、抹殺されたいた。

ワクチンについて

現在の小児科医の2大テーマは「禁煙」と「ワクチン」
医学雑誌「小児科診療」にも、ワクチンの「世界水準」という言葉が出てくる。
これは「米国標準」ということ。
米国では決められた予防接種をしていないと、学校に入学できない。

米国のスタンスは、子どもの時に罹る病気のすべての予防接種ワクチンを作るとしている。
米国では人間の自然治癒力を信じない。
ワクチン神話をとっている。
フランス、ドイツはまだ少しは認めている。
英国は米国よりももっと攻撃的な医療を行っている。

しかし、人間は人体の中にいる細菌、ウィルスとバランスをとって生きている。
大腸の中から細菌を取り除いたら生きてはいけないように。
病気をすることにも意味がある。
体を守るために症状が起こっているのであり、症状と付き合っていくべきである。

日本は乳幼児の死亡率を下げたにもかかわらず、予防接種率が低いのは後進国である、と盛んにキャンペーンを行っている。
ワクチンでは米国の思い通りの展開になっている。

ヒブ。小児用肺炎球菌ワクチンの同時接種で8人の死亡事故が起こった時、接種が一時取り止められ、検証をおこなったが、震災のどさくさにまぎれて、「因果関係なし」と早い時期に認められてしまった。
以前なら薬事審議会で時間をかけて検証すべき案件であったにもかかわらず。

インフルエンザとタミフルについて

タミフルに関しては、日本は実験場にされた。
健康保険があるため、高価な薬を異常なまでに使用した。
医者によっては、タミフルと解熱剤を併用する例もあるくらい。

しかし、インフルエンザは何も使わなくても一日で治る人もたくさんいる。
現在は、タミフルを使い、その他の薬を使っているため、自然治癒力で治ったのか、薬の力で治ったのか分からない状態になっている。

インフルエンザで異常行動は以前から出ていた。
しかし、タミフルのような命にかかわるような異常行動は、以前には一件もなかった。

ロタウィルスについて

7月にロタウィルスワクチンが承認されたが、現在盛んにロタウィルスについて話題になっている。
入院患者数まで新聞に書かれているが、今までロタウィルスで入院などという事はなかった。
重症のロタウィルス患者を見たことがない。
入院させるほどというのは、ウィルス性胃腸炎の処置がよっぽど悪いという事。
正しいウィルス性胃腸炎の対処方法をとればいい話で、医者の問題。

(追記)
以上、山田真医師の講演をまとめたものです。

私も、3人の子育てをした中で、冬になれば下痢、おう吐とウィルス性の風邪はよく罹り、経験ずみ。
その時の診断は、
「脱水症状を起さないようにすること。
ウィルス性のものには抗生物質は効かないです。
無理に下痢もおう吐も止めないほうがいい」
と言われたものです。

オーストラリアで子育てした時は、熱性けいれんを起こし、高熱の子どもに対し、ドクターは体温と同じお風呂に入れた処置方法を実際に教えてくれました。

その時は驚いたのですが、熱がこもった身体をぬれタオルで顔、首、足、足の付け根、腕、わきの下と心臓の遠い部位から拭いてあげるだけでも、帰化熱で体温は少し下がります。
もちろん熱が上がり始めの悪寒が起こっている時ではなく、上がりきってからですが。

そんな対処方法を教えてくれる身近なホームドクターがいたら、心強いですね。








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