カエサルくんの動物分類シリーズ、「鳥綱」編に突入しようと思うのだけど、まずは、予習です。鳥綱は、「目」の数が多いんですよ。
哺乳綱は、世界中に29目、八木山動物公園には7目がいます。
爬虫綱は、世界中に4目、八木山動物公園には3目がいます。
鳥綱は、世界中に27目、八木山動物公園には12目(+2目)がいます。+2目というのはハトとスズメなんだけど、これを加えると、哺乳綱の2倍いるということになります。
八木山動物公園にいる「ペンギン目」は、フンボルトペンギンだけですね。
八木山動物公園にいる「ダチョウ目」は、ダチョウだけですね。まあ、世界中でもダチョウくらいしかいないみたいですけど。
分類体系が確立されていないというのは、哺乳綱・爬虫綱と同じです。
伝統的な分類では、この「コウノトリ目」の中に、トキ科やサギ科が含まれているんですね。そのように記述されている記事もありました。でも、最新の体系では、コウノトリ目はコウノトリ科だけということになっているんだそうです。こういうのが、とてもややこしいです。
八木山動物公園にいる「コウノトリ目」は、コウノトリだけです。
トキ科やサギ科は、「ペリカン目」に入っています。「八木山動物公園にはペリカンがいる」と言っても間違いではないわけですね。
八木山動物公園にいる「ペリカン目」は、トキ科のクロトキ・アフリカクロトキ、サギ科のアオサギの3種らしいです。でも、カエサルには、クロトキとアフリカクロトキの区別がつきません。
八木山動物公園にいる「ツル目」は、ツル科のソデグロヅル、ホオカザリヅル科のホオカザリヅル、カンムリヅル科のホオジロカンムリヅルの3種です。
八木山動物公園にいる「フラミンゴ目」は、オオフラミンゴとチリーフラミンゴの2種ですね。このうちオオフラミンゴには、ベニイロフラミンゴとヨーロッパフラミンゴの2亜種がいます。
八木山動物公園にいる「タカ目」は、タカ科のオオワシ・イヌワシ・オオタカ・クマタカ・トビ・ノスリ、ハヤブサ科のハヤブサ・チョウゲンボウの8種かな。亜種がいたり、いなくなっちゃったり、この目をまとめるのはたいへんそうですね。
八木山動物公園にいる「フクロウ目」は、フクロウ科のフクロウ・ワシミミズク・オオコノハズクの3種です。
八木山動物公園にいる「オウム目」は、オウム科のコバタン、インコ科のタイハクオウム・ミドリコンゴウインコの3種だと思います。アオボウインコというのがいるらしい、とか、コバタンはいなくなった、とか、いろいろとあるんですけど、今回は、まあ、予習ですから、そのうち調べたいと思います。
八木山動物公園にいる「キジ目」は、キジ科のニホンキジ・ベトナムキジ・コサンケイ・ヤマドリ・ベニジュケイ・インドクジャク、ホロホロチョウ科のホロホロチョウの7種かな。
亜種もいるし、異種なのに似ているのもいるし、いなくなっちゃたのがいるような気もするし、この目をまとめるのもたいへんそうです。
八木山動物公園にいる「カモ目」は、うーん、数え上げるのが嫌になってきたな。カモ科のオオハクチョウ・コハクチョウ・コクチョウ・オシドリ・マガモ・カルガモ・オナガガモ・ツクシガモ・アカツクシガモ・アカハシハジロ・マガン・インドガン・エジプトガン・オニカナダガン・シジュウカラガン・ハクガン・ハワイガン・マゼランガン・ロウバシガン・カリガネ・ヒシクイ・・・で、21種になるのかな。
まあ、だいたいはわかるんですけどね。でも、これをまとめるというのは厳しいですね。
八木山動物公園にいる「チドリ目」は、カモメ科のオオセグロカモメとウミネコの2種だけですね。
八木山動物公園の展示動物ではありません。でも、いっぱいいます。群れをつくって飛び回ったりしています。
八木山動物公園の展示動物ではありません。でも、いっぱいいます。檻の中に入り込んで、他の鳥さんのエサを食べたりしています。