カエサルの世界

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年末年始に読んだ本

2013年01月11日 | ☆読書とか    

 「読んだ本」シリーズ、1ヶ月ごとにというパターンが定着しつつあったのだけど、この年末年始は本を読んでばかりいたので、このへんで1回記事にしておくのがいいんじゃないかと思った次第です。
 ちなみに、この後の文章で再三にわたって「日付」が出てくるんですけど、正確なものではありません。特に、24時の前だったか後だったかについては、極めてあいまいです。まあ、何となくの目安だと思ってください。


 12月30日(日)、上橋菜穂子さんの『獣の奏者(1)』を読みました。

 「12月に読んだ本」という記事は、29日の時点で書いていたのですよ。そのときに「29日までが12月で、30日からは1月と言うことにする」というようなことを書いておいたのだけど、その時点では「1月に読んだ本」という記事を書くつもりだったわけですね。その1冊目が『獣の奏者』ということになるはずだったわけです。
 実は、これが、なかなかの問題作ということになりました。
 本屋で第3巻・第4巻が平積みされていたのを見て、気になってはいたのですよ。でも、第1巻・第2巻はないわけです。そのうち、ムーミンスタンプがどうのこうのというフェアが始まって第1巻も平積みされるようになったので、とりあえず、買っておいたわけです。第2巻も手に入ったら読み始めようというつもりでした。
 29日に『ミレニアム』を読み終えて、「12月に読んだ本」を書いて、さあ、次は何を読もうかな・・・と、買い置きの本を眺めていたら、コレを読みたくなってしまったのですね。これが、なかなか面白いのですよ。
 基本的にはジュブナイルですからね。読み始めは、どうしても、違和感がつきまとってしまいます。でも、グングンとお話が盛り上がってきます。ミツバチの話とか、ウマの話とか、動物モノとして読んでも面白いです。そのへんが偉大な伏線になっていて、さらにお話が盛り上がるわけですけどね。
 ・・・と、そういうところで、第1巻がおしまいです。本屋に行っても第2巻はないということがわかっていたので、Amazonに注文しました。早ければ翌31日、遅くても1月1日には届くだろうと思ったんですけどね。さすがのAmazonも年末年始は忙しいみたいで、配送予定は1月2日とのことでした。


 12月31日(月)、辻村深月さんの『凍ったくじら』を読みました。

 去年の4月に読書を再開して、2年ぶりか3年ぶりくらいで本屋に行ったとき、ちょっと驚いたことがありました。花村萬月さんの本が何冊も平積みされている・・・と思ったのです。縁起でもない話なので伏せ字にしておきますけど、花村さんが×××のかな・・・なんて思ったりしました。でも、よく見てみると、花村萬月ではなく、辻村深月だったのですね。
 カエサルは辻村深月という人のことは知らなかったのですよ。直木賞をとった若い女性ということで、何回か本屋に通ううち、とりあえず1冊だけと思って買って置いたのがコレです。
 正直なところ、読み始めは辛かったですね。女子高生の1人称ですからね。涼宮ハルヒさんみたいなアニメのキャラクターみたいなJKならともかく、ふつうの、悩み多き女子高生ですからね。事件らしい事件が起こるというわけでもなく、彼氏がどうのこうの、友達がどうのこうの、親がどうのこうのという話を延々と聞かされるのは、かなり辛いです。早く読み終えてしまおうとばかり思いながら読んでいました。
 読み終えてみると、なかなか良かったです。ちょっと涙ぐんだりしちゃいました。
 ラストのどんでん返しみたいなのは、わかっちゃいました。でも、それくらいの方がかえって面白かったりします。


 1月2日(水)、伊坂幸太郎さんの『モダンタイムス(上・下)』を読みました。

 これ、『魔王』の後日譚なんですね。そんなことはまったく知らずに読み始めました。知らないで読んで正解だったという気もしています。作風が、『魔王』とは真逆という感じなんですよ。『魔王』がイサカコータローらしからぬシリアスな作品だとすれば、『モダンタイムス』はイサカコータローをより過激にしたという感じのドタバタコメディーっぽい感じです。まあ、適切な表現ではないですけどね。
 作風の違いはともかく、いずれの作品も、伊坂さんなりに「社会」とか「政治」とかにチャレンジしたということになると思います。カエサルは、「アンガージュマン」という言葉を思い浮かべてしまいました。まあ、適切な表現ではないですけどね。


 1月3日(木)、上橋菜穂子さんの『獣の奏者(2)』を読みました。

 ひょっとしたら予定よりも早く来るんじゃないかという期待は裏切られ、予定通りに2日の配達。うまい感じで『モダンタイムス』も読み終えたところだったし、いそいそと読み始めました。ああ、オッケー、オッケー・・・みたいな感じで、十分に満足しながら読み進めることができました。
 この作品、古代の異世界を舞台にしたファンタジーっていうことになると思うんだけど、魔法めいたものはチラリとしか出てきません。主役(と言ってもいいと思うのだけど)は、「闘蛇」と「王獣」という2種の生物です。モンスターではなく、生物です。もちろん架空の生物ですけど、魔法は使いません。火を吹いたりさえしません。ただ、強烈な戦闘能力を有しています。この生物たちを使いこなすことができれば、強烈な軍事力を有しているということになります。・・・と、そういう設定がすごく気に入ってしまいました。政治的・社会的な舞台設定もスッキリしていて、お気に入りです。
 全4巻ということなのだけど、この第2巻までで完結しています。第3巻・第4巻も一緒に買ったし、楽しみにしているのだけど、とっておいてあります。


 1月9日(水)、JKローリングさんの『ハリー・ポッター(第6巻/第7巻)』を読みました。

 『獣の奏者(2~4)』などを発注した後、その配達予定などを確認するため、Amazonに再三アクセスしていたのだけど、その途中で、「魔法使いハリー」を注文しちゃってもいいな・・・などと思いついたわけです。いったんは、文庫版の第6巻(3分冊のうちの1冊目かな)を予約注文する寸前まで行ったのですよ。でも、そうしたことをしているうちに、文庫版よりも携帯版の方が安いということに気がつきました。それに、携帯版ならば、第6巻だけではなく、第7巻まで出ているということに気がつきました。これは、迷う必要がないなと思って、携帯版を発注したわけです。発注が12月31日、配達が1月4日ということになります。
 いやぁ、たいへんでしたね。たいへんでした。
 正確な日時までは覚えていないのだけど、第6巻(上・下)を読み終えたのが、たぶん、1月6日(日)です。翌7日(月)も休みをとっていたので、第7巻(上)を読み始めたわけです。その日のうちに、と言っても24時前後に、読み終えることができました。でも、上巻を読み終えたからと言って、じゃあ、下巻はそのうち・・・みたいな感じで読める本ではないわけです。そのまま下巻を読み始めました。
 徹夜をしたわけではないのですよ。何時間かの睡眠をとった後で、出勤しました。もちろん、下巻を読み終えてはいません。ちなみに、「名前を呼んではいけないあの人」が「あの杖」を手に入れたところまでです。
 8日は、定刻で退勤しました。帰宅するや否や読み始めた・・・と言ってもいいんですけど、でも、寝ちゃいました。カエサルが本を読むのはベッドの中なんですよ。仰向けになったり、うつぶせになったりを繰り返しながら・・・というのが、カエサルの読書スタイル。眠たくなったら寝ちゃうし、眠れなくなってしまうことも少なくありません。この年末年始、ずっと、そんなことをやってきました。
 結局、8日のうちに目を覚ましたので、そこから読み始めて、24時を過ぎてから読み終えたということになります。仕事始めだと言うのに、こんなことでいいんだろうかと思ったりしますが、はっきり言って、よくありません。でも、それだけ、「魔法使いハリー」が凄いんですね。恐ろしい本だと思います。漢字2文字で感想を書けと言われたら、「見事」ということになるでしょうか。
 まあ、とにかく、見事だと思います。全7巻(各巻2~4分冊になっているので、計16冊くらい)、きちんと辻褄があっています。厳密に言えば、おかしいと思うところがないわけじゃないんですけどね。でも、気になるようなところは残っていません。そのことだけで、凄いと思います。いつか、第1巻からじっくりと読み直してみたいと思ったりしています。



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