Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

週末バンドゥン 2 バンドゥン街歩き

2016-06-21 03:33:15 | 東南アジア
6月17日続き

部屋であれこれしているうちに2時半をまわってしまったが街歩きに出発。

ホテルは線路のすぐ北側にあるので
 ぼろくて恐ろしい鉄橋を渡って南側へ。

しばらくまっすぐ行くと歩道の両側に衣類や靴、鞄があふれだして、たくさんの買い物客のあいだには物乞いなどもいるので歩くのが大変。
  
 
被り物の店もたくさんあるし、インドネシア人の大好きな揚げせんべい類などのスナックを売る店が連なる一角もある。
ここがパサール・バルと言って衣類が安いので有名な市場だそうだが、日本で着られそうな服はありそうにないので先を急ぐ。

大きな通りに当たったところで左に折れるとアジア・アフリカ通り。
  
アザーンの流れる大きなマスジット・ラヤの前にも、郵便局の前にも地球儀があり、
  歩道にはスカルノ元大統領の功績をたたえているらしい看板が並ぶが
  
それはこの通りに1955年のアジア・アフリカ会議の会議場があり、今は博物館になっているから。
ここが4時までということなのでやってきたのだが、3時半だというのに扉が閉まっている。よくよく見ると脇に小さな張り紙があり、ラマダン期間中につき3時半で閉館とのことでがっかり。
本当は西ジャワ博物館の方に行きたかったのだが、こちらは3時に閉館とのことで、バンドゥンの博物館は閉まるのが早すぎる。

ところでこの通り沿いにはオランダ植民地時代からの建物がいくつも残っていて
  
 それもそのはず、19世紀にはこの通りが町の中心だったとのこと。

さらにここから折れてブラガ通りに入って行くと
  
  
1920年代、30年代のしゃれた建物が並んでいて
  
そのような建物には築年と建築家を記したプレートが付けられている。
 街灯の上に立つライオンまでかっこよくて、この町でこんなに古い建物探しができるとは知らなかっただけに楽しい。

ここからまた線路を渡り 
 独特な形の教会を過ぎて北へ歩いて行くと
  
今度は大きなショッピングセンターがいくつも現れて、現在の町の中心は明らかにこちら側らしい。

こちらの方で今も残るオランダの影響と言えば
 
パン屋やお菓子屋のチェーン店ぐらい。

お菓子と言えばバンドゥンで一番有名なのは Kartika Sari と言うこちらの店。
  
駐車場に高級車の並ぶ店内に入ってみると驚くほどの広さ。
 ケーキ売場にはいささか怪しげなカップケーキも並ぶが、バンドゥンに来たらここでお土産を買って帰るのが決まりらしく、どのお客さんも買い物籠はいっぱい。
  
そこで試しにバナナロールと抹茶入りアーモンドクッキーを買ってみると、どちらも甘さ控えめでとてもおいしく、有名なのは伊達ではない。
ちなみにここでの定番はバナナチーズパイとラピスケーキとのこと。

この広い店内の奥半分はレストランになっていて、ここでの食事にも心惹かれたが他にお目当てがあるのでここは我慢し、タクシーを拾って町のさらに北へ。

この町は北側が山になっていて、坂をかなり上る。高い建物はないが横に広がった町だ。
シェラトン・ホテルを目標に走ってもらうと途中で目指す店を発見。
  
とてもカジュアルな雰囲気のこちら、Sam's Strawberry Corner は生イチゴジュースがおいしいとのことだったのでわざわざ来たのだが、注文をするとなんと、「ない」とのつれないお返事。せっかく来たのに。

しかたがないのでこれもおいしいと評判の麺とココナッツジュースを注文。
 麺には豚の皮を揚げたようなものが乗って来たが、豚のはずはないのでなんだろう。麺は食感も甘いソース味もカップ焼きそばにそっくり。ジュースはピンクの物が出てきたのでやっぱりイチゴがあったのかと一瞬喜んだが、ココナッツジュースにシロップが入っていてとても甘い。これで約600円は高いね。

帰りはタクシーを拾おうと思ったが、眼の前にアンコタという乗合いミニバンが来たので駅方面に行くことを確認して乗車。
 バンドゥン市内はこんな緑色で
  開けっ放しのドアから乗り込む。

フロントガラスには行き先が書いてあるので、目の前に来たら止め、ルート上の降りたい所で声を掛ければ停まってくれる仕組み。見ていると皆さんごく短距離の乗車で、進みたい方向に向いたアンコタが来たら止め、ちょっと行ったら降りるという感じ。
ただわからないのは料金で、どうも距離制ではあるらしいのだが皆さん聞きもせずに小額紙幣を渡して降りて行く。
自分はかなりの距離を乗ったので10,000ルピアを渡し、お釣りが来るかと思ったが当然のようにそのままだった。乗っているのは女性ばかりなので安心だし、倍額ぼられていたとしてもたったの100円。

Sam's へはアンコタを乗りに行ったと考えよう。


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