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満月、満開、蜜蝋猫

2009-03-15 05:07:13 | Luna もの思う月
月光のもと、うちのベランダジャングルにも春の兆しが刻々と。
グミもコデマリも新葉が一斉にふきだしてきた。
そんな中 うっかりしていたら、週半ば過ぎからプチ〆ラッシュでひどい寝不足続きに。
でもまあ そのおかげで、未明に向かって夜空を滑り降りていく美貌の満月を
何度も拝めたのだからよしとしよう。

そんな満月ウィークの先週、月のエキスのような花が遂に満開に!
そう、先日も書いたHairSplashさんの「幸福の木」。
週明けから定休の火曜を挟んで、連夜「幸福の木」ウォッチングに伺う。


満月と満開には何か相関関係があるのかも。満開の花にはえもいわれぬ引力がある。
私はさしづめそれにふらふら引き寄せられる蜜蜂の如し。
しかし何が凄いって、プルメリアとバニラをブレンドしたみたいなその濃密な芳香!
香りが嗅げるYOU TUBEとかあったらアップしたいほど。


木全体にもふしぎなオーラが。
花が鈴なりについた枝は、開花の約1カ月前から一気に にょきにょき伸びてきたのだそう。
小林さんが「普段は地味なのに、或る日突然 度肝を抜くような芸を見せるヒトみたい」と
云っていたけど、まさに。灰かぶり姫とか座頭市みたいな?(<たとえがふるいって)


週半ば、波寄るシゴトをぶっちして夜の神保町へ。界隈に住むおかじせんせい&まつださんと
渋い小料理屋さんでゴハン。龍泉洞の水を使った純米酒にお刺身が美味っ。
さらにふたりのおうちでハーゲンダッツを食べながら うるわしきうるたくんいじり。

そう、彼のことを前にスコティッシュフォールドと書いてしまったけど、メインクーンの誤り。
blogを寝ぼけ頭で書いて、後で誤りに気づくこと数知れず、反省。うるたくんにも叱られました。
(この上から目線のまま ピンポン大のまるい手で私の頭をぱしっと猫パンチ。案外気持ちいい)


で、翌日も、前夜からほぼ徹夜のまま、約10時間ノンストップで仕上げた原稿をメールし、
再び夜の神保町へ。この日はart bookshop & café でキャンドルライブ。
到着した時には既に、ちねんさん手作りの蜜蝋キャンドルがほのほの灯る中、
ボッサテイストの甘い歌声が。


ちなみにこのart bookshopは手芸専門書店。絵本やアート、建築関連の本もあり、セレクトが面白い。

ここでは*Atelier-Hauyne*のちねんさんたち3人による「さくら展」(~3/17)を開催しており、
桜をテーマにした繊細な作品がいろいろと。ちねんさん新作の蜜蝋猫キャンドルも、かわいいです。
奥のグレーの子はちねんさんちの「noa」ちゃんで、この黒い子は「niki」なんだそう!
もちろん、連れて帰りましたとも。でも、かわいくて永遠に火を灯せないな。


shopの地階に主のように佇んでいた青耳のクマくん。ニット作家さんの編んだウエアも素敵です。

アート本のあるこの一角にはアンティークな革張りソファがあり
このクマくんの書斎でくつろいでいるみたいな気分で本をゆったり閲覧できる。
帰りに、久々に会えたヤオちゃんとすずらん通りの昭和な老舗「スヰート・ポーヅ」でゴハン。
時を経ても変わらない佇まいのお店で、餃子をさかなにバブル時代の話に花が咲き。


土曜は、メグちづこさんと写美で開催中の「APAアワード2009」へ。
ちづこさんの甥っ子春日君の入選作をはじめ、きょうびの広告写真をあらためて堪能。
写真とキャッチコピーの妙もたまらない。私も広告のキャッチコピーはたまに書くけど、
長文を書くときと使うアタマがちょっと違う(広告のキャッチ制作って、実は結構萌えるのだ)


昼下がり、ちづこさんとガーデンプレイスで楽しくランチ。お元気そうでよかった!
突風が吹いた朝の奇妙な天気から徐々に回復しだした恵比寿上空より、白金方面を臨む。

こんもり見える森は国立科学博物館付属自然教育園。
昔ながらの東京の植物群落が保存されていると聞く。
行こう行こうと思いつつ、幼稚園の時に連れてきてもらって以来行ってないなあ。
もし東京って放っておくと、こんな森で埋め尽くされちゃうのかな。
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