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      真相にせまる

暇な政治記者

2013年09月25日 00時04分01秒 | テレビ映画

 最近、政治記事のスクープもなければ、政治記事が
新聞の一面を飾る事もない。
下の記事はテレビ担当の記者が書いたのかと思ったら
政治記者が書いていた。
政治記者は自分の仕事にヤリガイを感じているのだろうか。

これぞ、じぇじぇじぇ!「あまちゃん」で公選法違反疑惑シーン

産経新聞 9月22日(日)16時50分配信

 28日に最終回を迎える大ヒットのNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で
公職選挙法に抵触する“疑惑”のシーンがあったことが永田町関係者の間で
取りざたされている。
お堅いNHKが看板ドラマのなかで、まさかの公選法違反をやらかすとは、
まさに「じぇじぇじぇ」の事態だ。(高木桂一)

 くだんの“問題”の場面は今月18日放送の第147話にあった。

 ヒロイン・能年玲奈演じる天野アキの親友、足立ユイ(橋本愛)の父親、
足立功(平泉成)が「あまちゃん」の舞台である架空の田舎町、
岩手県北三陸市の市長選に出馬した。
そこでアキとユイが地元アイドルユニット「潮騒のメモリーズ」として
足立の個人演説会に駆けつけ、支持者らに支持を呼びかけた。

 ここでわけても問題となるのは、第三セクターで運営されている
北三陸鉄道リアス線の初代「ミス北鉄」に選ばれているユイだ。

 公選法136条の2では公務員等の地位利用による選挙運動の禁止が
規定されており、「みなし公務員」といえる第三セクター職員らの選挙運動は
認められていないからだ。
「ミス北鉄」といえども、第三セクターのれっきとした関係者である。

 永田町の選挙通は「税金が投入されている組織のマスコットガールがたとえ父親の
応援とはいえ、選挙運動に参加することは公選法違反にあたる」と言い切る。

 一方のアキにしても、ユイとともに北三陸鉄道の起死回生の切り札として
企画・運行された「お座敷列車」に乗り込み、潮騒のメモリーズとしてイベントに
参加しており、まったくの“シロ”というわけではないだろう。

 第147話に限ったことではない。「あまちゃん」のなかで、公選法違反と
みられるシーンはほかにもあった。

 厳密に言えば、第三セクターの施設内に選挙用ポスターを張るのも御法度だが、
北三陸鉄道リアス線北三陸駅舎内の軽食&喫茶「リアス」(夜はスナック「梨明日」)
の店内に、県議時代の足立の選挙用ポスターが貼られていたシーンが
放送されたのは一度や二度ではない。
前出の選挙通は「明らかに公選法違反だ。NHKは選挙の常識を
分かっていないのか」と話す。

 北三陸市長選は平成23年3月11日の東日本大震災を経て翌24年に
行われたが、具体的な告示、投開票の日程は明らかにされていない。
ただ、21日放送の第150話の設定時期は、市長選からさらに時計の針が進んだ
24年6月だったことから、それより以前に行われたことになる。

 ところで、公選法137条の2では未成年者の選挙運動を禁止しているが、
アキとユイは「20歳以上」だったのか。

 アキの生年月日は第81話に出てくる、芸能事務所が管理するプロフィール表に
よると「平成3年11月23日」だ。ゆえに市長選当時、20歳になっていたことは
間違いない。

 一方、ユイはアキと同学年の設定だが、生年月日は不詳だ。物語の展開などから
推察するに誕生日はアキより先のようだが、そうだと断定できる確たる根拠はない。
しかし仮に4年の3月生まれだったら、ユイは市長選当時、未成年だった可能性も
ないわけではない。

 また公選法違反ではないが、「あまちゃん」では高校を中退したユイが
未成年ながらスナック「梨明日」でアルバイトをし、当時岩手県会議員だった
父親がその店に酒を飲みに行った場面もあった。
この光景について永田町関係者はこう指摘する。

 「未成年者が酒場で働くのもまずいが、父親も父親だ。
後に市長になる人物の資質としてはいかがなものか…」

 全国のあまちゃんファンから「重箱の隅をつつくようなことは言うな」
などとお叱りを受けそうだが、一大ブームを巻き起こしたNHKの
超人気ドラマでの“違法(らしき)行為”ゆえに看過するわけにはいかない。
たかが朝ドラ、されど朝ドラである。(政治部編集委員)



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