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中国経済と爆買い 2

2015年10月28日 00時17分44秒 | 経済

 中国の外資企業の撤退や工場の相次ぐ閉鎖で
鉄鋼の需要が減っている。
こんな場合、日本の製鉄所では何基かある
高炉のうち1基の火を落とし稼働を停止し
生産調整を行う。そこで働いていた人は配置転換
など、いわゆるリストラを行う。
一方、中国の製鉄所は国営のため粗鋼の需要が
減っても税金を投入し粗鋼生産を続ける。
このため粗鋼1トンを売っても、お菓子も買えないと
製鉄所の従業員は言う。
 先日、中国はGDPの成長率を6.9%に
引き下げたが、この数字に世界の経済学者は
懐疑的だ。
今週に入り、中国は再び金利を下げた。
本来、GDPが6.9%もあれば金利を下げる
必要などない。
 先日、習近平国家主席がアメリカを訪問し
アメリカの航空機を数百機を購入する言った。
また、イギリスでは原発建設の資金を投資すると
言った。
以前にはインドネシアの高速鉄道建設を無料で
請け負った。 
 中国は国民だけでなく政府も爆買いをしている。
しかし、これは家計が火の車なのに買い物に
いそしむ無謀な主婦と何ら変わりはない。

この項終わり。 



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