アップルの行方 ３（再掲載）

　Ｍａｃが先進的に取り入れた、マウスや
ゴミ箱などはＩＢＭ互換パソコンにはなく
当時のＭａｃは操作性も画期的だった。
しかし、それらはＩＢＭ互換パソコンが
Ｗｉｎｄｏｗｓに移行したとき取り入れられた。
以下は去年の１月投稿したものの再掲載。

　全世界のパソコンメーカーは生き残りのため
ＩＢＭパソコンの互換機を造った。
このため全世界で造られるパソコンの規格は
偶然にも統一されてしまった。
現在、全世界で使われている全てのパソコンは
正式にはPC/AT互換機と呼ばれるIBM互換機
パソコンなのです。
ただ、アップルのマッキントッシュを除いては。
当初はＩＢＭ互換パソコンの性能はアップルの
高性能パソコン、マッキントッシュに到底
及ぶ物ではなかった。
　しかし、全世界のパソコンにはインテルの
ＣＰＵとマイクロソフトのＯＳが搭載されて
いたため、インテルとマイクロソフトには
膨大な利益が生まれた。
この膨大な利益をＣＰＵとＯＳの開発に使い
ＣＰＵとＯＳの性能は瞬く間に向上し、
Ｗｉｎｄｏｗｓパソコンが生まれた。
また、各パソコンーカーも差別化を図るため
パソコンにマルチメディアなどの機能を
次々と取り込んだ。
この事でＩＢＭ互換パソコンは飛躍的に
性能を向上させ、一般企業はＯＡ用に
Ｗｉｎｄｏｗｓパソコンを導入し始めた。
　しかし、マッキントッシュの方はアップル
一社での開発のため、性能の向上に時間が
かかった。
やがてＩＢＭ互換パソコンがマッキントッシュの
性能を上回った。
この頃からマッキントッシュではなくＭａｃと
呼ばれるようになった。
　これは現在のｉＰｈｏｎとその他メーカーの
スマホの関係に似ていないだろうか。
ｉＰｈｏｎｅ５には特に驚くような機能はなく、
多のスマホに比べ見劣りがするような気がする。

この項続く。