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デフレ日本3(再掲載)

2009年09月29日 01時39分33秒 | 経済

間が開いてしまったので再掲載します。

 日本の自動車や家電製品がアメリカで
売れなくなったのは、アメリカの金融機関の
貸し渋りが原因だ。
 日本でもそうだが、自動車や家電製品は
分割払いで買うことが多いが、アメリカの
金融機関の経営が厳しいため、クレジット
審査が厳しくなり、借金までして消費を
続けていてたアメリカ人は買い物が
できなくなってしまったのだ。

  日本の失業率が過去最悪といわれているが、
4%台から5%台へ1%増えただけだ。
アメリカやヨーロッパは10%を越えている。
これは日本がデフレであるために
人件費が安く、解雇された人間を再び
雇える企業が多いためだ。
 ヨーロッパの失業率はもともと10%以上
あったが、アメリカの失業率は5%から
10%へと倍増している。
つまりアメリカは企業の業績が回復した
と言っているが、それは多くの社員を
解雇しただけなのだ。
 アメリカの企業の競争力は戻っていない。
失業率はすぐには回復せず、アメリカの
消費回復は当面望めない。
そこで、日本にとってアメリカへの輸出に
とって代わりそうなのがアジアへの輸出だ。

この項続く。