昔の写真部はフィルムとか印画紙など化学処理を暗室と呼ばれる暗い部屋での作業がありました。
毎日この手の作業をしていると暗順応速度が速くなります。
暗室に入って準備を整えて照明を消すと最初の頃は見えるまでに時間が掛かりましたが慣れると瞬時にスタンバイOKとなります。
登山部の友人に頼まれて写真を焼くときに一緒に暗室に入りましたが友人は慣れるまでに暫く掛かりました。その間に僕は写真を数枚焼いていました。
その後も確認の為暗室の照明を点けると彼は眩しいと言ってたのが思い出されます。暗くなる方だけでなく明るくなる方の反応速度も訓練されていたようです。
写真部仲間では日常なので気付かなかったけどそんなことも有るんですね。