ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

孫とホーチミン 2日目

2015年04月04日 | ベトナム2015
昨夜寝るのが早かったので、6時前には目が覚めていた。
朝食は午前7時からなので、部屋でゆっくり過ごす。

朝食のメニューは、ビュッフェ形式だが、あまり品数はない。
ベトナムパンにゆで卵、サラダにベーコン、バナナとコーヒーで済ます。
こちらで食べるパンとバナナはやはり美味い。
フォーも準備してあったが、これは昼食で食べる予定なので遠慮した。


結構貧弱でしょう

出かけるのは9:30に予定して、朝食後もしばらく部屋で過ごす。
孫は文庫本を、私はタブレットで時間をつぶす。
孫の体力もだいぶ回復したようだったので、予定通り外に出る。


ベンタン市場前のロータリー

まずはベンタン市場に行き、土産物の当たりをつける。
乾物屋付近を通るとき、独特の臭いに孫が反応したので、じゃあ出ようかと、外に出る。
次は国営百貨店である。地図上でもここに間違いないはずなのだが、
地下鉄工事で渡れない。渡っては見たものの、どうやら休みのようだ。
近くにいたおばちゃんに聞くと、あ~あ、あちらの方に移ったよと教えてくれた。

100mくらい先の道向こうに行くと、近くにいた警備員がここだよと指さしてくれた。
孫は友人に買って帰る土産を選ぶのが最大の楽しみだったようで、
目を輝かせて土産物をあさっている。


それが終わると、一つ先の通りがドンコイ通りなので、そこまで足を伸ばすついでに、
もうちょっと足を伸ばして、お馴染みのビアホイ屋に行ってみる。
昼から飲んでいる酔っぱらいのおじさんたちの中に、女の子を連れて入るのもどうかなと思ったが、
ビアホイの誘惑に勝てず、孫にはコーラをもらい、1リッターのビアホイをゆでピーナツを摘んで味わう。
昼から極楽極楽。


その後、ドンコイに戻り、雑貨屋を除く。
孫はここでも目を輝かせて品物を見ている。
ショッピング好きは小学5年生の女の子にも遺伝子として脈々と息づいているのだ。

昼食の時間になったので、フォー24ドンコイ店に入る。
個人的には場末のフォー屋の方が美味いと思うのだが、ドンコイだからまいいか。
孫はフォーガー(鶏肉のフォー)で、私がフォーボー(牛肉フォー)で、味はまあまあ。
60,000ドンすれば当たり前か。ちっちゃな食堂では、30,000ドンがいいとこだろう。
それでも次から次への客は、さすがにドンコイ通りなのか。


腹満ちて、暑くなり始めたので、タクシーでデタムへ帰る。
しばし休憩しながら、今夜の計画を練る。
昨夜水上人形劇に行く予定だったが行けなかったので、今日行くか。
ということで4時過ぎにタクシーで行く。
待ち時間にそばのレストランで、お茶する。


5時開幕の席は簡単に取れた。
ハノイだとこういう訳にはいかない。結構先まで予約が入っていることが多い。
なんだ簡単じゃん、と思ってチケットを買うと、一人180,000ドン!!!高い!!!
ハノイの約倍の料金である。
ここにも中国人団体客が時間ぎりぎりにドヤドヤと入ってくる。
人形劇自体は結構楽しめた。




劇場のある敷地内の店で孫のシャツを1枚購入。これが一番嬉しかったそうだ。
やはり遺伝子のなせる技か。

再びタクシーでデタムに帰り、しばらく部屋で過ごし、7時前にブイビエンのレストランで、
スップクア(かに肉入りスープ)、揚げ春巻き、イカフライを食べて夕食とする。


帰ってシャワーを浴びて終了。

孫とホーチミン

2015年04月03日 | ベトナム2015
長女の娘が今年小学5年生になる。
年の離れた2人の弟妹の面倒をよく見る、なかなかいい子なのだ。
昨年ツアーで台湾に連れて行ったので、今年はどこにしようかと思ったが、
観光や食事など、いろんなことを考えて、ホーチミンにした。

今の時期、ホ-チミンの気温は35度を超えることがあるので、
4日間くらいが適当だろうということで、
3月29日の福岡-ホーチミン便で初めての孫との2人旅となった。
これが問題になろうとは予想だにしなかった。

飛行機は順調で、珍しく機内食もおいしいという孫につられて食べて、
着陸前に、気圧の関係で耳が痛いと孫が言い出して、
なかなか上手く空気を抜けないようだった。
着陸した直後、気持ちが悪いというまもなく、食べたものを全部戻してしまった。

窓際に座っていた外国の青年も手伝ってくれて、後始末をし、
何とか機外へ出てイミグレーションの列に並ぶ。
係官は、私のパスポートには簡単にポンと入国印を押したのだが、
孫のパスポートを確認すると、突然マザーはどこにいると言い出した。

マザーはいない、私がグランドファザーで、2人で来たのだと言うと、
何度も首をかしげ、近くにいたスタッフを呼んで、確認してくれと言ったのか、
そのスタッフが、私たちを連れて、イミグレーションオフィスに行く。
予想外の展開に困り果てたが、待つしかない。
私と孫の姓が異なったためのトラブルだったのだろう。
10分ほど後、スタッフが戻ってきて、OKといいながら先ほどの列に並ばせ、
やっとの事で入国することができた。

2千円ほど両替すると、外に出てバス停に行く。(バスは一人5,000ドン。大きなトランクがあれば別料金を一人分払う)
バスの発車を待つ人の中に日本人のご夫妻がいて、話しかけてくれた。
やはりバスでデタム付近に行くようで、
デタムならば、ベンタンバスターミナルから2つ目のバス停で降りれば近いと教えてくれた。
152番バスは、ベンタンバスターミナルが終点ではなく、その先まで行くことは初めて知った。


今回泊まったジアビエンホテル、朝食バスタブ付きのいいホテルだった。(1泊30$)
この写真は2日目の朝の写真。この日はとてもじゃないが元気なし。

一緒にバスを降りて、今から宿を探すというご夫妻と別れてホテルにチェックインする。
しばらく休んでいたが、孫が気持ち悪いと言うと、再びおう吐。
何も悪いものを食べたわけでもなく、熱もないようなので、今日はこのまま休ませることにした。

部屋で休ませている間に、ブイビエンの雑貨屋で両替をし、
(空港では1、000円=167,000ドンだが、雑貨屋では178,000ドン、千円で約60円の差はぼったくりに近い)
TNKトラベルジャパンに31日のメコンツアーの支払をする。
帰る途中、デタムのファミマでパンとおにぎり、水、ヨーグルトを買って帰る。
1日目の夕食がコンビニのおにぎりになろうとは予想だにしなかった。

孫の顔色も良くなったようだし、とんでもないハプニングの連続で始まったホーチミン。
この後は、予定を変更しながら順調に進むのか、
油断は禁物でありますよ。ここはベトナムなのですから。