ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

旅の日記-3-

2009年04月06日 | 世界一周日記Ⅱ(写真つき)2008
2008年9月18日 セルチュク(トルコ)

朝食はホテルのアメリカン風で済ませる。
9時過ぎ、オトガル(バスターミナル)の公衆電話から自宅と旧職場に電話。
テレフォンカードだと、3分50円くらい話せる。かなり安い。
その後ネットでイスタンブールの空港付近のホテルを検索するが高すぎる。

一昨日同宿だった(自分は昨日ホテルを変わった)ヤタ君がパムッカレに出発するのを見かける。
彼も世界一周旅行中。手を降って別れる。
10:30チェックアウトし、荷物を昨日予約したバスの事務所に預かってもらう。
11時のミニバスでシュリンジ村へ出発。


↑シュリンジ村、ワインの店が非常に多い。貸し切りバスでも観光客が来ていた。

25分ほどでシュリンジ村に着く。
山間の小さい村で、一周40分くらいの広さである。
近年観光客が多いらしく、ワインや土産物の店が多い。
しかし、客引きもなく、至ってのんびりしている。
こういうところが旅行者を引きつけるのかもしれない。

バス停近くの食堂で、暑さに耐えかねてビールを飲んでいると、一人旅の日本人女性が、
「一緒にいいですか」と声を掛けてくる。
昨日エフェスの遺跡で見かけた女性である。
向こうもそのことを覚えていて、しばらく話し、2時のバスで一緒にセルチュクに帰る。

セルチュクの食堂でケバブの昼食。
夜のバスまでたっぷり時間があるので、ジャーミーと町中の遺跡を見に行く。
ジャーミーの入り口付近で、トルコの陶器を土産に売っている女性がいて、
彼女は自分で作っているらしく、絵付けの実演もやっていた。
お互い拙い英語で話してみると、作陶の学校を卒業したらしい。
しばしそこで時間を潰した後、公園で本を読んだりで過ごした。

公園では、高校生という若者と、知恵の輪で遊んでいたら、
すっかり盛り上がって、隣のベンチの家族も一緒になって知恵の輪遊びになった。

7時にサラミサンドの夕食を摂って、
それでもイスタンブール行き夜行バスの出発までは3時間あまり。
夜行バスは、ホテルの節約にはなるが、チェックアウトからの待ち時間が長くてまいる。
東南アジアのように、日本語ネット環境が安くてあるなら退屈しないのだが、
トルコではカッパドキアのあるギョレメ以外ではなかなか難しい。

仕方ないのでオトガルで時間を過ごす。
シュリンジで一緒だった女性は、午後8時過ぎに別なところへ行くバスで出発した。
孤高の雰囲気を漂わせている旅人という印象だった。
ボンボヤージ。
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