ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

大信州 夏の生原酒

2010年07月17日 | 酒と料理と
夏に出される生が最近は増えたようで、
いろんな選択肢の日本酒が出るのは歓迎すべきことである。
吟醸香はあまり強くはないが十分にある。
どちらかというと辛口か。酸味も少々。熟成感も少しあるようだ。

今日は、ジャガイモ料理の第2弾。
上さんが作るきんぴら。
ジャガイモのきんぴらも、今の時期のジャガイモだとあまり折れないという。
時期が遅くなると、保存したジャガイモを使うのだが、
そうなると、作っている途中にポロポロ折れるそうだ。

もう一品は、鯖の味噌煮を作らされた。
まず、ジャガイモを圧力鍋で煮るのだが、その時に既に味付けする。
適量の水に味噌を溶かし、酒、濃口醤油、砂糖、本だし、を入れて、
吹き出してから2分ほど中火で炊き、火を止めてしばらく置いておく。

タマネギを2個ざっくり切って、鍋に入れ、
鯖は味付けされた鯖缶を使う。
鯖缶は、味噌煮でも味付煮でもいいが、案外後者の方がいける。
これもタマネギと一緒に鍋に入れ、その上から圧力鍋で炊いたジャガイモと汁を入れる。
その後落とし蓋をした鍋を弱火で30分ほど火にかける。

火を止めたら、2~3時間置いて味を馴染ませる。
食べる前に再び火をつけて温めたら、深皿に移す。
これに小ネギを刻んだものと、青紫蘇を細く刻んで混ぜ合わせ、味噌煮にかける。
緑の鮮やかさが食欲をそそる。

吟醸酒にはいささか味が強いのでミスマッチだが、
なんの、ジャガイモの消費が至上命令なのだ。
酒に合わないなどという贅沢は許されない。
何にしても飲めれば極楽。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿