ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

タイ・ラオス2009 -2- のんびりとメーホーソン

2009年07月14日 | タイ・ラオス2009
チェンマイ駅に8時30分頃着く。
タイ国鉄は、始発駅の発車時間は、とてつもなく正確だ。
しかし、単線のためか、途中で徐々に時間がずれてきて、
まともに予定時間に着くことはない。30分遅れなら上々だ。

駅に着くと、乗客は駅周りのトゥクトゥクやソンテウで市内へと去っていく。
我々は、まずは腹ごなしと、駅構内の食堂で朝食を摂る。
それぞれ麺やご飯を注文するが、私は久々にバッタイ(タイ風焼きそば)を注文。
みな癖のある味に悪戦苦闘。

駅の出口で、人がワット集まってきて、口々に、
「どこへ行く。トゥクトゥクがいくらだ。」とわめく。
空港まで150Bというのを、120bにディスカウントして、
金額交渉人らしきおばちゃんと一緒にトゥクトゥクに乗り込む。

チェンマイ空港はほとんど市内といってもいい場所にあり、非常に便利だ。
早速、メーホーソン行きのTG(タイエアー)でチェックインを済ませ、
2階のコーヒーショップでくつろぐ。
慌ただしい流れが過ぎて、みなやっと落ち着いた様子である。


  ↑チェンマイ空港にスタンバイする、メーホーソン行きの飛行機

メーホーソンまでは30分弱のフライトで、勿論プロペラ機だ。
地方空港だからか、なんと時間前に飛び立つ。
結構安定した飛行で、窓から見下ろすと、山ばっかりだ。
あっという間に、メーホーソン空港に着く。

空港の外に出ると、あれほどメールしたにもかかわらず、
ホテルの送迎車は来ていない。
捨てる神あれば拾う神あり(ちょっと小太りの神だったが)。
写真のおばちゃんが、日本語混じりの英語で、話しかけてきて、
ホテルに連絡してくれたので、20分ほどで迎えの車が来た。


  ↑空港前で、商売っ気を隠して親切に振る舞うおばちゃん。

ホテルに着くと、おばちゃんはバイクで付いてきていて、
チェックインを済ませると、早速首長族ツアーの勧誘。
成る程、そういうことだったのね。親切すぎるとは思ったの。

まず部屋に入り、荷物を置いてから、ツアーデスクへ。
翌日の1日プライベートツアーを、1人1,000Bで申し込む。
4人だから、7~800Bが妥当とは思ったが、まいいか、ということで決着。
その後、すぐそばのサンデーマーケットに行く。


  ↑サンデーマーケットで酔っぱらいの気のいいオヤジ。しきりにビールを勧める。

サンデーマーケットは大賑わいで、日用品や時計、洋服から食料品まで何でもある。
暑い中、しばらくマーケットを散策し、食料品を買い込む。
焼きそば、魚フライ、カラス貝の蒸し物、ポテトフライ、果物の、マンゴスチンとランブータン。
途中でビールを仕入れて、宿に帰り、昼はエアコンの効いた部屋で、部屋食。

暑さを避けるためにしばし各自の部屋で休憩し、町中の見物に出る。
見るとこととてさほどないメーホーソンの町だが、
湖というには小さいが、池というには大きい、ま、小さい湖があって、
そのそばの寺院が、湖面に映る様はなかなか風情がある。


  ↑湖面に映る寺院は、なかなかの景色。この周辺に屋台が出る。

池の周辺には、夕方からナイトマーケットで、屋台が並ぶ。
焼き鳥に焼き魚、カオニャオ(餅米)や麺類、その他珍しい食べ物もある。
少しずつ買って、食べながら散策する。
町の中心は、そこそこに賑やかで、いろんな店がある。

1軒の食堂の前で、生シェイクを売っている。
1杯20Bだったかしら。マンゴーとミックスをそれぞれ1杯ずつ注文。
おばちゃんは、バケツにためてあった水で、ちょちょいとミキサーを洗うと、
同じ水で、今度はちょちょいと自分の指を洗った。
その様子に恐れをなしたNさんは、どんなに勧めてもシェイクに口を付けなかった。
その気持ち、分からんでもないですなぁ。


  ↑ おばちゃん、せめて手くらいは、別の水で洗って欲しいなぁ。

帰る途中、ちょっと小洒落たレストランに入って夕食。
やっとまともな食事という感じだが、まともな食事は高い。
といっても、ビール付きで、1人700円くらいかな。
照明は、洒落たロウソクの灯りだったが、
暗くて食べ物がよく見えなかったし、味もそれほどではないかと。


  ↑ 何とかレストラン。ロウソクの照明は洒落ているが、ちょっと暗すぎ。

ARUKIKATAに載っているが、
あのガイドブックのレストラン情報は、鵜呑みにできないのは経験上分かっている。
一度、ベトナムのホイアンで痛い目にあったので、
それから、レストラン情報にはほとんど目を通さない。
食べ物の善し悪しは、現地の人に聞くのが無難だし、
自分で探した店だったら、不味くても諦めがつく。

さて、長い移動の末、メーホーソンに到着。
明日に備えて、今日の日程は終了。
観光には物足りないでしょうが、みなさん、ご勘弁を。
これが、私流の旅行ですので。

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