ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

ベトナムの暑い夏   4日目

2009年08月12日 | ベトナム2009
7月25日

GHに朝食が付いていないので、近くのベーカリーに行く。
コーヒーとモーニングセットで、2人分150,000ドン(約900円)。
めちゃ高いなぁ。しかしもたれるほど量が多い。
ベーカリーだけあって、この店のパンは非常にうまかった。

1人教会前の広場に行き、黒モン族の人々を見た後、
声を掛けてきたセオム(バイクタクシ-)の少し年の行った兄ちゃんと交渉。
ラオチャイ村までの往復いくらかというと、
いくら吹っ掛けようかと思案している様子が見え見えの顔で考えた後、12$と言ってきた。
内心可笑しくてしょうがなかったが、余りに正直な思案顔が気に入って、
10$でどうかと言うと、即OKしてきた。
6~7$もあれば十分な距離だとは思ったが、私も甘い。


セオムの運ちゃん達

9時過ぎに宿を出て、広場の角に行くと、運ちゃんが居る。
帽子をかぶった私に気づかない。
もしかしてすっぽかされて、うまい話が逃げたのではないかという不安な顔。
にやにや笑って見ていると、やっとこちらに気づいて破顔一笑。
もう1人、若い兄ちゃんのセオムにT氏が乗り、いざ出発。


  途中のビューポイントで見る風景。何処も棚田が美しい。

途中入村料の15,000円を支払い、ビューポイントで3度ほど停まって写真撮影。
一面に広がる棚田は素晴らしい。
ラオチャイ村に入る小道に入り、すぐバイクを止めて、しばらく歩いて行くことにする。
すると、降りたセオムに歩いている他の観光客が乗せろと言う。
運ちゃん達は、我々に傭われている関係で、できないと言っていたが、
我々は、遥か下に見える橋までは歩くので、
そこに来てくれるなら、他の客で稼いでもいいと言うと、運ちゃん達にこにこ。


  ラオチャイ村の上から。棚田が見事。

1時間ほど歩いて村を歩き、
アイスキャンデーを食べたり、田んぼの稲を触ったりしながらブラブラしていると、
セオムの運ちゃん達は、数回往復して、かなり稼いでいる。
我々のそばを通るときは嬉しくてしょうがないという表情。
帰りにガス欠にならなきゃいいがと思うくらいだった。

11:30頃サパの町に戻り、運ちゃんに金を払うと、
若い方が、チップはないかという。
何いってんだ、ラオチャイ村で我々とは別に大分稼いだろう、
その半分をよこせなどとからかうと、笑って諦めたようだ。

昼食は、昨日同様リトルサパ。
数件レストランを見てみたが、店頭にあるメニューを見ると結構高い。
やはりリトルサパが無難だと言うことで、ここに決定。
いくつか料理を取り、ビールを飲んで130,000ドンほど。
朝食より安かった。

  黒モン族の人々五景。











町をブラつくうちに少し疲れて、先に帰りシャワーを浴びる。
しばらく休むがどうも気分が優れない。
T氏には申し訳ないが、夕食に出てビアホイに行くも、珍しく余り美味くない。
ビアホイを出て、少しは腹にたまるものをと思うのだが、
調子が悪いので、再び先に帰宿。
少し疲れが出たのだろうか。
やはり年は隠せない。

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