大使館フリークの私は、ドイツ大使館に、お出かけしてみた(情報元はKITのTさん)。
I went to the Festival in German Embassy in Tokyo.
大使館フリークの私は、ドイツ大使館に、お出かけしてみた(情報元はKITのTさん)。
I went to the Festival in German Embassy in Tokyo.
最近、寒くなりました。
寒くなると、人の生命力は低下します。
邱永漢も、長生きしたければ、寒い所には住んではいけないといいます。
11月末日、法政大学の大学院時代の稲田太郎先生が、亡くなられました。
昨年、お会いしたときは、
「人間なんていつ死ぬか分からないけど、僕でも学生の役にたてて嬉しい」
という話をして、一緒に、教職員食堂で、学食を食べたのですが、とても悲しく残念な限りです。
先生の専門は、半導体工学ですが、先生が学生時代に教えようとしたことは、
半導体工学では、ありませんでした。本人は、大学会計に詳しいと話していました。
私欲に対しては「先生のあるべき姿」という強い価値感があり、その信用から、
他大学の会計もしていました。「研究者」と「お金」に対する信念も強いもの
がありました。先生の教授の時代、学部長や理事の時代のときの話を思い出します。
先生の活動をまとめると、次のようになります。
1、事務メンバーや学生と楽しく遊ぶ。
2、研究費も少しは私財から出す。
3、助成金を貰うために、役所に頭を下げて回る。
4、教員の待遇を下げ、退職を促して、資金をつくる。
5、国内では最高峰の半導体の研究設備を導入する。
6、国内外の学会に学生を派遣する。
7、最後には自分も辞めてしまいました。
法政大学を訪ねると、今ではインテリジェントなビルが建っています。
研究室の卒業生は、ベル研をはじめ一流企業の研究者になりましたが、先生が学生に勧めていたのは、そこそこ幸せな生活ができそうな会社だそうです。
教授は貧乏ではありません。軽井沢に別荘があり、一緒にテニスをした思い出が蘇ります。
あのころ、別荘に一人で出かけて、考え事などをしていたという話が思い出されます。
本当に、もう少し話がしたかったです。^^