さて、梅の開花も近いようなので、先週JR大阪城公園駅で下り、大阪城梅林に向かって歩いていると、去年の秋にも見たジュウガツザクラがまた咲き始めています。

大阪城梅林で、開花している梅の株は未だ少数でしたが、ロウバイが丁度満開に近い状態になっていました。

そこで、梅よりも早く咲くロウバイ(蝋梅)を狙ってみると、その花は殆どが下向きに咲いていて、実に撮りにくい被写体です。

なんとか、花弁の中心が見える花を探してシャッターを押し、ふと気が付くと、辺りに梅の香りよりも、もっと甘い芳香が漂っていることに気が付きました。

ロウバイがこれほど香りの良い花とは、知りませんでしたが、まさに春を告げるにふさわしい花だと思います。

蝋梅(ロウバイ)は、内側の花が暗紫色、満月蝋梅(マンゲツロウバイ)は、色が濃く、花弁に丸みがあり、素心蝋梅(ソシンロウバイ)は、開花すると花弁がややバラケルようです。

今回の写真のロウバイは、花弁の内側が暗紫色でないので、満月蝋梅か素心蝋梅ではないでしょうか。

早春の青空にロウバイの黄色が映えて、春本番も近いようです。

咲き始めていた白梅には、越冬したミツバチが蜜を吸いにやってきていました。
