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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



一昨日の8月5日、近所の公園に行ってみると、シベリアなどから南方の越冬地にむかう途中に渡来してくるシキアシシギやトウネンもいます。

下の写真にはトウネンが5羽写っています。

公園の渚で餌を探すトウネン4羽。よく見ると最後尾の1羽の足(跗蹠)に黄色いフラグが付いていました。

跗蹠を前に出すと黄色いフラグがよく見えます。トウネンなどの渡り鳥には、各国で決めた色のフラグをつけて放鳥している個体がいます。

跗蹠が黄色、脛が黒ならマレーシア、跗蹠が黄色、脛が緑色ならオーストラリアで放鳥された個体です。

脛の部分のフラグは黒色のようですが、暑さによる陽炎現象のために明瞭ではありません。

山階鳥類研究所の調査記録によると、日本でフラグ観察されたトウネンはオーストラリア放鳥個体が多いので、オーストラリアに向かう可能性が高いのではと思います。・・休息するアオアシシギ

鳥たちの渡りルート情報を集めるため、シギ・チドリ類の足に小さなフラグを付けはじめたのは1993年頃からのようです。・・・飛行するアオアシシギ

全長15cmという小型のトウネンが、オーストラリアまで飛んで行くとは、自然は不思議ですね。・・・アオアシシギの飛行



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