芸人小島よしおクンは強調する。彼流のスタイルで、「そんなの関係ない」と。
さまざまな「そんなの」があるはずで、彼、大きな眼をしているけれども、きっと色んなものが良く見える眼なんだろうね。
「関係ない」と言いたいことというのは色々とあるはずで、例えばのこと、自身に絡みついているつまらないコンプレックスなどというのは不快なものであるし、そういうのは外からの影響でいつの間にか感じさせられるようになっていたりするもの。その結果、自身に足りないものの方ばかりに意識が行ってしまうようになったりする。でも、本当はどうなんだろうな。「己を知る」という意識をもって本当の自身という場に立って動きだすと、「外」あるいは「他」の側は、こちらとは離れた向こう側のものとして線引ができるようにもなるんだよね。あちらはあのようだけれども、「わたしはこう」というように。だから、コンプレックスという形で受け止めるようなことなどないということも分かってくる。そうしてその線で、「そんなの関係ない、そんなの関係ない」。自分流のスタイルで動いていることだろうね。