詩-Space フルーツAを齧る 2008-03-08 23:11:30 | 詩 フルーツAを齧る 前奏 ダダダダダダダダ 耳にはきこえない 記憶のなかで 採取される 音 だから 扉の向こうになにが 見えてくるのか 分からない 家 手のひらの上にあること 誰知らなくても 通り道はいつも 空の中に探る鍵の 在処みたい 辿り難し で齧るものは あれあれ 影に 歯型など見える あれの 暈 あれの ど真ん中 from Six Poems No.11 2006