西方見聞録 1の章

瀬戸内海の海はこのようにすっごい穏やかなんですよね。
その瀬戸内海に住んでいる私にとってはあの日本海や太平洋のような大波には慣れていません（笑）
この瀬戸内海沿岸を目指したのが土曜日のツアーなんです。
ここにたどり着くまでに数話語らないといけませんが・・・しばらくの間、お付き合いいただけるとありがたいです


・・・・って日曜日の記事の続きですけどね・・・・・
次のトーゴ戦までにやっちゃおうかなぁ・・・・・って企画・・・・・・
あの10月18日まで販売されている鉄道の日記念JR西日本乗り放題切符
3,000円で特急と急行・新幹線以外は1日乗り放題
・・・・っていう切符を使って旅に出かける



第二次秋の弾丸ツアー



を書きましょうかね。
先日も申し上げましたけど・・・第1次はこの1週間前に終えたのですけど・・・・・
どう考えてもこの第1次は4日で終える企画ではないので・・・サッカーが落ち着いてからF1がない週にやってしまおうかな・・・・と。
本当の弾丸ツアーって感じは先週実施の第1次なんで・・・・・
これからこのツアーは弾丸ツアーではなく・・・



題して・・・・





西方見聞録



って感じにしましょうかね。
私って仕事でも学校の友達にしても仲間内の中では結構西端に住んでいるのですよね
今回もブログ友の殆どが私の家より東に位置しているので、西を狙いました。
siawasekunさんは愛知・岐阜・三重エリアを毎日すごい写真をつけて更新されていますし・・・・
みちこさんも名古屋市内の祭りを書いているところですし
南側は淡路を中心としたふしぎ男さんが結構記事書かれているし
北陸方面はこの間まさあーとさんが福井を書かれていたし
東で日帰りでいけるエリアはブログ友の方が私より数段上の記事を書いていますので・・・・・
そんなすごい人のブログにかぶりに行ってこっちが惨めになる必要はなく、西端の存在らしく空いている西の旅をしようと考えました
（正確に言えば、私のブログ友の中でもっとも西側に住んでいらっしゃるのは、同行したわけでもないですがこのたびのキーパーソン、真衣夢さんの岡山が最西端ですが）







それでは、西方見聞録はじまりはじまり・・・・





まずは姫路で数分停車するのですが・・・・・
JR西日本の都市圏内の電車はほとんど姫路で打ち切り状態
（厳密に言えば網干まで行く電車もありますが）
この電車は姫路よりさらに西に行く播州赤穂行きですけど・・・・
それでも、多くの乗客は兵庫県西部の最大都市である姫路で降ります。



しかし・・・・・意外と今日は降りない
私と同じ3,000円チケットを持っているのか・・・・・・・
（旅雑誌を持っていたりリュックを持っている人もたくさんいましたけどね）
姫路からは1時間に1本しか西へ行く電車はないのですけど・・・・・・







そこから数十分・・・・相生（あいおい）駅に差し掛かります。
数年前までは姫路で乗換えだったのですけど・・・・最近は相生接続ばっかりですね
相生からさらに西へ向かおうとするとルートは2つ
この待ち構えている電車、やや山道気味の山陽本線で向かうルートと・・・・
このまま乗って南回りの赤穂線（あこうせん）で向かうルート。
（ちなみに今乗っているのは遠回りの赤穂線経由の播州赤穂行き）

基本は山陽本線のほうが数十分速く岡山に着くので・・・・山陽本線の方が正しいルートといえるのですけど・・・・・

時間に余裕があるのだったら赤穂線ルートを使った方が旅は楽しめますね
駅数が多く、電車も遅いし赤穂線なんですけど・・・・・





線路も単線（山陽本線は複線）という・・・・
効率的には最大に悪い赤穂線ですけど・・・・

海沿いを走る電車なので・・・・・







景色がきれい
（もちろん、車窓からの写真です）
瀬戸内海沿岸を走るので、乗っているだけでも十分気持ちがいい





神戸方面からの電車である終点の播州赤穂ではきっちりと隣で岡山方面行きの電車が待ってくれているし・・・・・




電車のシート的にも赤穂線は当りがあるので・・・腰の負担を少なくして乗ることが出来ますね







日生（ひなせ）駅
あっという間に兵庫県から岡山県に突入しましたけど・・・・・ここで対向列車待ちの為いつも数分待つのです。
しかし・・・その間に撮影チャンス






駅のホームから撮影しても十分、キレイな写真撮影が出来るのですよね
しかも・・・・今日は乗り放題チケット・・・・少し改札口を出て写真を撮ってみます。






日生は小豆島（しょうどしま）を結ぶフェリーがあります





このように他にも小さな渡し舟も合ったりするのですよね
この瀬戸内海じゃよく見られる光景ですね。
島の方たちにはなくてはならない渡し舟ですよね





日生港からの眺めです。






そして、7分（待ち時間）たったので、電車に戻ります
山陽本線に乗ると確かに岡山まで速く着きますが、赤穂線の方が旅って感じで楽しめます。




・・・・・それだけではありません


赤穂線の恩恵はこれだけではありません


実は・・・・・この日生の手前の駅・・・・






寒河（そうご）っていう駅で降りたのですよね。
岡山県備前市（びぜんし）にある、なんてことのない無人駅ですけど・・・・・・駅から歩くこと2分程度・・・・・・






カキのお好み焼き（略してカキオコっていうらしい）の店、タマちゃんって言う店にたどり着きました
実はこの赤穂線に属する岡山県の備前市、隣接する兵庫県赤穂市はそれぞれの県屈指のカキの名産地なんです
瀬戸内海は広島・岡山・兵庫とカキが美味いエリアなんですよね
中部エリアの伊勢湾岸にひけをとらないくらい関西では結構有名

そして・・・注文してみました。








これがカキオコ
普通のカキオコよりもカキが多く入っているカキオコの丞っていうのを頼みましたが・・・・・

ご覧くださいませ。半分しかソースがかかっていないでしょ・・・・ここが特徴





このかかっていない方に白いものがかかっているのがお分かりになりますか
ここでは半分はソースではなく岩塩で食べるのが特徴なようです
（それにしても、こんなキレイに焼けているお好み焼きは久しぶりです）





それでは、この大きなカキが入っているお好み焼きを一口・・・・・・・・




・・・・・・・・・・・・え・・・・・感想





・・・・・・・・・・・あのね・・・・・・・・・




















こんな美味いお好み焼きを作ったらあか～～～～～～～ん


外はサクサクして、中はふんわり・・・・・結構お好み焼きでは月並みな言葉になっちゃいますけど・・・・・













これをここまで忠実に実行しているお好み焼きを今まで食べたことがありません


店のおやっさんの他の客との話を盗み聞きすると・・・・
中には京都から来たお客さんは何十枚も持ち帰りで買って・・・・それを冷凍保存して・・・・おいておくという・・・
それでも十分に美味いらしいですね

塩味で食べるというのは初めてでしたけど・・・・・確かに美味いし
お好み焼きに塩コショウでっていうのもありっていうことを知りました
（ただ、ここの塩自体が美味いって言うのもありますが）









しかも、これでもかっていうくらいのカキの量
カキが大丈夫な方で東側から岡山方面へ向かう時は、時間を浪費しても寄って欲しいくらいのこの美味さ
いや、カキが苦手な人も行って貰ったらいいかなって思います。私も牡蠣フライが食べれない人間ですけど・・・・・
そんなカキ嫌いの私が十分に美味しく食べることが出来る一品です
（まぁ・・・ヘタしたら、ここのカキだけ食べることが出来るに過ぎなくなる可能性はありえますけど）
しかも・・・カキは今のシーズン少し早すぎなのに・・・それでも美味い
何でも、3月ごろここに来るとさらに美味いらしいですよ


あと・・・・伊部（いんべ）という駅付近は



陶芸で有名な備前焼の発祥の地、だったり・・・・

刀で有名な備前長船の地、長船だったり・・・・・
このように、赤穂線沿線は楽しめるところが沢山あるのですよね
この後も列車旅は楽しめましたが・・・・・また、機会があれば書くとしまして・・・・




東岡山を越えると・・・






その川の向こうに見えるのは・・・・もう岡山の市街地。
のどかな海岸の風景から景色はガラっと変わります。

そしてこの大きな川に・・・・














なぜ「かかし」がいるかは到底理解不能ですが（笑）





無事、岡山駅に到着しました
・・・といった感じで途中経路の赤穂線だけで結構な記事が書けちゃうのですよね。


赤穂・備前・牛窓・邑久といった赤穂線沿線エリアはいいところですよ
・・・っていうところで本日はこれまでにしたいと思います
ご覧頂きまして、誠にありがとうございました