遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



⇔ こちら

以下転載
毎週金曜日に総理官邸前でおこなわれている大飯原発再稼働反対のデモは回数を重ねるたびに激増し、きょう先週の1万1千をはるかに超える4万5千人が集まった。この調子でいくと、ここ数週間で10万を超えるかもしれない。

一般市民の自発的な抗議行動が大きなうねりとなり、「再稼働反対」「脱原発」で政府が倒れる可能性が現実味をおびてきた。マスコミ各社の今回のデモの報道についてチェックしたところ、NHKの夜9時のニュースはまったくノータッチ、つづく10時台のテレビ朝日のニュースステーションは、それなりの時間をとって、「4万5千人」という参加者の数字の発表や、官邸から出てきた枝野や細野にデモについてどう思うかとマイクを向けてジャーナリスト本来の姿勢を見せた。

新聞では朝日、東京、毎日の各紙が速報をだしたが、読売、産経、日経は確認できていない(22日午後11時現在)。
このあたりの報道の有無で原発にたいするメディアの姿勢がはっきりとしてきた。

それにしてもNHKはひどい。こんな偏向した「公共放送」はいらないこんなNHKに受信料(ぼくは「みかじめ料」と呼んでいるけど)を払うぐらいなら、ずっとネットで官邸前のようすを伝えてくれたIWJ(http://iwj.co.jp/)に払ったほうがいい。
以上

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45000人のうしろには 何百万 何千万の想いがあります。
知り合いになった方と千代田線で話していたら 中年のサラリーマンが指をあげてエールをくれました。最後までたたかおう。再稼動をやめさせるまで 原発をなくすまで。デモにいけるひとはデモで メールのひとはメールで 口コミのひとは口コミで 祈るひとは祈りで......

メール ⇔ こちら

民主党議員のほうが有効かもしれません。

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増税派は落ちるよ 民主はもちろん 自民 公明 みんな落ちる。

The daily olive news‏@olivenews

永田町は離党者引きとめに焦点が移ったようです。執行部は、中間派を高級料亭に呼び、豪華な食事を振舞って離党を食い止めようと躍起だそうです。でもその料亭の食事代もわれわれの税金です。ホント勘違いもたいがいにしてほしいです。


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やはり日本学術会議が出した、「核ゴミの地層処分は無理」という報告は、報道管制がかかった。 ならば、徹底的に拡散あるのみ。 処理できない核ゴミを、これ以上増やすな!
 ⇔こちら 

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北海道の漁民の方たちが北海道の魚を食べないと聴いていましたが(それでも本土などに出荷していると).....ほんとうだったんですね。

自分の子どもに食べさせられないものは出荷しないで。 東電と国に損害賠償を請求して! どっちにしろ国民負担だが 毒物を食べさせられるよりはマシです。北海道ならと信じて買っているひともいます。

以下ツイッターから

北海道のサケ(カラフトマス)のセシウムも、去年既に70Bq/kg以上出ており、10Bq/kg超えはタラだけではないわ。「高値=タラのみ」とカン違いされなければ良いけど。北海道の水産物のデータは ⇔ こちら

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ミルでカラカラ コーヒーを挽いていると 平幹次郎を思い出す「君は海を見たか」というドラマのなかで陰鬱な顔をして ミルをまわしていた彼を。

昔はおもしろいドラマがいくらもあった。事件記者 若者たち 七人の刑事 判決 君は海を見たか 地の果て ..... 経済の発展は文化の隆盛をもたらしはしなかったようだ。 今はなにもない 見たいもの 聴きたいもの 脚光を浴びることなくがんばっているひともいるのだろうが.....声がしない。反原発の声 子どもを守ろうという声 みんな どこにいっちゃったんだろう..... そうか いのちがないんだ いのちとともにないドラマや歌や演劇や音楽や映画はカスみたいなものなんだ......

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野呂美加 とにかく、やるだけやりきりましょう。人生、本気を出してみたらわかります。この正念場。ニセものや口先だけの反対と子供を守るためには引けないという本気の違いが、どんどん別れてきます.

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小沢一郎元代表あいさつ  抜粋

皆さん、ご苦労さまでございます。いよいよ大詰めになってまいりましたが、まず最初にご報告をしながらご挨拶させてもらいますが、先ほど輿石幹事長に、お会いしてまいりました。

.....今日は、消費税の採決も近い、大詰めの国会ということで、私のほうから、私どもの主張を改めて申し上げさせていただきます。お分かりのことと思いますがお聞きください」、ということで行ってまいりました。
私たちの主張は、簡単に言えば3年前の政権交代の総選挙。その総選挙におきまして、国民皆さんに訴えたこと、約束したこと。それを全力で、その実現のために努力を傾注することであります。私共はそのことを、ずーっと言い続けてきたわけであります。

しかしながら、今日の現状をみると、我々がその時に、国民の皆さんに約束したこと、一つは統治の機構を変える。行政のしくみを抜本的に大改革する。その中で、いろんな矛盾や不平等を解消し、お金の無駄を徹底的に省く。それによって我々の当面の新規政策の財源に充てる。ということを我々は主張したはずです。

あえて付け加えましたが、野田総理もあの時に「シロアリ退治を徹底的にやるんだ」と、こう選挙で演説したと記憶いたしております。ところが、まだシロアリがウジャウジャいる間に、増税だけが先行するというのは、我々としては理解できません

もう一つは、社会保障の件です。

税と社会保障の一体改革と言っても、社会保障の我々のビジョンはどこかに置き忘れらえてしまっているような現状です。そもそも政権交代は、「消えた年金」。
あのことから、「我々がせっかく汗水流して掛けたお金がどこにいったんだろう。」「こんな杜撰な行政、杜撰な政府のやり方は許せない」ということから始まったはずであります。

ですから、社会保障の我々の描いたビジョンは7万円前後の最低保障年金。それからプラスして自己努力の分と、この二階建て制度に改めるんだと言ったはずでありますが、それも棚上げされていつのことやらという現状で、大増税だけが先行していると。

この大増税は13兆円ちかくですから、寝たきりのお年寄りも、赤ん坊も含めまして、国民一人当たり10万円以上という大変な増税であります。

第三点は、ずっと日本はデフレ脱却と不景気に苦しんでおります。しかも、加えてユーロの金融危機が現実のものになっておりまして、下手すると世界不況につながりますと。不景気の時に減税という話は聞いたことあるけども、不景気に大増税という話はちょっと聞いたことがありません。これは、本当にそういう意味から言ってもおかしいのではないかと。

今、確か僕は詳しくは知りませんが、中小零細企業で2割くらいの人が、消費税払えないで滞納していると聞いております。倍になったらとても払えない、というのが中小零細の企業、商店の皆さんの悲痛な声だと思います。

ということで、経済的な国民生活という点。

そういうようなことを今日は、我々の主張を輿石先生にも申し上げて、採決が明日なのか、26日になるのか、ちょっと幹事長もまだ不確定なようでありましたけれども、いずれにしても近々行われるということでありますが、私たちは、どうしても、この大増税だけが先行するというやり方は、国民皆さんに対する背信行為であり、裏切り行為であると。我々の主張が正義であり大義である、ということを我々は確信しておりますし、現実に皆さんも地元の方々と接すれば、我々の主張こそが多くの国民の信頼を得ていると、確信できるのではないかと思っております。

まあ、わたくしはそこで私自身の態度も、申し上げましたけれども。

消費税増税法案、増税先行の消費税法案には反対をいたします、ということを幹事長に申し上げました。

今日、お集まりの皆さんの中にも、いろいろな考え、いろいろな判断が、もちろんあると思います。何万、何十万の国民皆さんを代表して政治家になり、国会でバッジ付けて国政を担っているわけですから、皆さんを支援し、国会に送ってくれた多くの国民の方々に思いを巡らさえて、それぞれ皆さんでご判断いただくものだと思っております。

ほんとうにこういう政治生活をしておりますと、こういったほんとうに自分自身で決断せざるを得ない、大きな問題が、そしてそういう時が必ずきます。

これから、また皆さんには何度もそういう事がおとずれると思います。しかし、その時も必ず、国民の皆さんの気持ちがどの辺にあるのか、自分は何のために政治家になっているのか、ということに思いを起こして、是非、ご自身で決断していただきたい、そのように申し上げまして、今日のご報告とごあいさつといたします。ありがとうございました。


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よっぽど 増税したいのね....

⇔ こちら
以下抜粋
「小沢夫人の捏造手紙」の直筆コピーが、衆参全議員、及び小沢支援者宅に届けられた。これは、驚くべき展開である。「小沢夫人ニセ手紙事件」を仕掛けたグループが、「小沢新党」に危機感を抱き、かなり焦っていることは明らかだ 。むろん、これは、小沢事件や小沢裁判とも無縁ではない。「小沢裁判=政治謀略説」が確定的になって来たと言っていい。要するに、「週刊文春」の「特集記事」の背後で「闇の人脈」が動いていると思われる。これは、野田内閣の中枢部の謀略部隊(仙谷由人?野中広務?)とも無縁ではない。「小沢夫人ニセ手紙事件」を仕掛けたはずの松田賢弥、 野中広務、高橋嘉信、仙谷由人・・・等の背後に蠢いているのは、ナニモノか???

民主党 分裂不可避 50名が離党届に捺印
⇔ こちら

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⇔ こちら
2010年の記事

超抜粋

 そうですね。いまはまだ大丈夫ですが、まもなく為替市場や株式市場を通じて世界同時不況が日本にもやってきます。....アメリカも円高望んでいるので 史上最高値79円75銭('95年4月)を年末までには更新するでしょうね。......大企業だけでなく中小企業も中国に生産拠点を移転していますから、地方都市が空洞化してしまった。

日本と中国の経済が一体化しつつある、日本の製品の多くが中国で生産されているでしょう。東アジア(日本・中国・韓国・ASEAN10ヵ国)もEUのように経済統合が進んでいる。EUの域内貿易比率は65%。東アジアは'90年の40%からいまや58%を占めるに至った。EUに近づいている。

消費税、当面は引き上げなくていいんです。だって、日本は財政危機ではない。日本国債の95%は国内で買われているし、10年国債の金利が1%を切っている。これは先進国で最も低いんです。つまり、日本国債はまだ売れる。しかも、日本の家計の金融資産は1400兆円以上もあります。
ローンなどの負債を引いてもまだ1100兆円超の資産がありますから、国債残高880兆円との差額はまだ200兆円以上ある。国債を消化できる余力はまだまだあるんです。このまま放置しておくと危機に陥るという認識は正しいんです。日本の貯蓄率はどんどん下がっていて、ついに3%を切りましたから、10年先には危機に陥る。

世界同時不況  ギリシャ発ヨーロッパ そしてアメリカ経済が持ち直すのは非常に難しいでしょう。ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーをはじめとするインベストメントバンク(投資銀行)等が会社の合併や吸収を仕掛けたり、新しい証券を発行したりして、自己資本を30倍、50倍に拡大していった。しかし、限界が訪れた。これがリーマン・ショックです。ジョージ・ソロスは「アメリカ型資本主義の崩壊」だと言っています。

⇔ こちら
2012年の記事
2012年は「世界同時不況」から一歩進んだ「世界同時恐慌」の段階に入ると警鐘。世界経済の中心が米国から中国に移行しつつある中、欧州発の“第2のリーマン・ショック”が起き、1ドル=60円台に突入するとしている。



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モノ言えば唇さむし
 
⇔ こちら



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⇔ こちら

以下抜粋

今月、20日に本格的瓦礫受け入れを北九州市、北橋市長が決定いたしました。

北九州市が、宮城県石巻市の放射能汚染された、震災瓦礫焼却を始めれば、汚染は勿論、北九州市だけにとどまらず、偏西風により、山口県をはじめ(宇部市あたりがホットスポットになると言われている)、西日本の相当広範囲な部分が汚染されます

また北九州市で西日本初の、本格的な瓦礫焼却が始まれば、ダムに穴が開いたように、他府県も堰を切ったように、追随するでしょうから、西日本全体が広域処理により汚染されるのは時間の問題です。

当然、今は安全と言われている、西日本の食物もすべて汚染されることになります。また、福島、東北、関東の放射能による被災者は、日本国内のどこにも逃げ場はなくなります。これは決して誇張した表現ではない、と自分は思います。

本格的焼却は8月から始まるということであり、それまで、まだ1か月の余裕があります。現在のところ、焼却灰を同市若松区の最終処分場に埋め立てる予定になっています。しかし、漁業組合が風評被害を恐れて、焼却灰の埋め立てに難色を示しているために、試験焼却80トン分の焼却灰も埋め立てることができず、現在、ただ袋に入れたまま放置されてるとのことです

(したがって、漁業組合が最後まで踏ん張って抵抗してくれれば、なんとか広域処理を止める一縷の望みを託してますが、なにせ国(環境省)と市が、強権をもって広域処理を強引に推し進めているため、抵抗を続けるのは非常に難しいと思います。いつかは、金と権力に懐柔されるのは時間の問題だと思います。)


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電力が余っている(関電は節電を3%と見込んでいる。東電は10% 300万キロワット 関電に融通稼動)のに再稼動 活断層の存在 ベントなし免震棟なし安全でないのに再稼動 こんなばかなことが行われるのは

関電の事情 再稼動しないと倒産の危機 ⇔ こちら
関西電力が電力不足を補う企業努力をすれば今夏の電力は足りる可能性は高い。しかし関電にとって、原発なしで電力が足りてしまうと、資産が半減し、総括原価方式により、利益も半減してしまう。今後数年で債務超過となり、経営破綻してしまう。そんなことは何が何でも避けなければならない。だから、"敢て"電力不足を補う企業努力を殆どせず、電力不足による原発再稼働に持ち込もうとしている。関電自身が、『需給の問題とは切り離して考えております。夏場の需要とは関係を考えておりません』と述べているように、
⇔ こちら 
電力不足だから原発を再稼働するのではなく、関電の経営破綻を避けるために原発を再稼働したいのだ。つまり、経営努力して原発なしで今夏を乗り切ってしまうと、自分で自分の首を絞めることになってしまう。だから、あたかも電力不足だから原発の再稼働が必要だとのフィクションを描いているのだ。
原発再稼働問題
⇔ こちら 

大飯町 日新工機 (おおい町時岡町長が創業者の原発関連会社)の都合
稼働しなければ交付金はゼロ。2011年4月 経済産業相と文部科学相が連名で電源立地地域対策交付金交付規則を変更して公布。 

⇔ こちら

③ ① ② になるようにしむけた 経産省 文科省のたくらみ   

国の原子力行政のなかにある核武装への思惑 ⇔ 原子力基本法の改悪(自民党

⑤国と結託して 県を脅した 経済界 
滋賀県知事 経済界と関電に脅されたと明言。あさひ放送 動画は削除された。

アメリカの思惑
2012年5月27日 日本経済新聞

『原子力発電の復興を軸に両国の協調関係を深めようとのうねりが生じている。イニシアチブの目玉は福島第一原発の除染や研究開発を手がける「2国間委員会」の設置だ。背景には、米国の極めて強い働きかけがある。「いかなる形でも支援する容易がある」。米エネルギー省(DOE)などは日本当局に、ほぼ全面停止状態に陥った原発の再稼働に向け、技術や人的支援の大幅な拡大を打診。再稼動に絡み、関係閣僚と地元自治体の折衝などを抱え慎重な日本の背中を押した。日立製作所のゼネラル・エレクトリック(GE)など複数の日米原子力連合が形成され、アメリカの輸出と国内雇用を大きく左右しかねない事情もある。「東京電力に過重な補償責任を負わせれば、原発ビジネスが立ち行かなくなるのでは」。日本当局筋は複数のアメリカ政府高官に責められた。日本の原発が衰退すればアメリカも共倒れになる相互依存の構図で、イニシアチブはアメリカの焦りの裏返しでもある』

国民のフクシマの被害者の祈りや願いを無視して なにものかに洗脳されたひとたち 自分の利益のみしか考えないひとたちの手で 大飯原発は再稼動されようとしている。
 

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......ログインできません。ネットを管理されたり 分断されたりしたら わたしたち どうやってつながればいいのだろう。リアルなつながり 連絡方法を考えておいたほうがいいかもしれない。

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日本人が萌芽として あるいは痕跡として持っている感覚 それを取り戻す時代がきたように思います。

→ こちら
以下抜粋

私が武道家としてこれまで考究してきたのは、天災であれ、人災であれ、「生きる力」を損なうものからどうやって身を守るか、ということである。
自然災害であれ、人間が発する邪悪な思念であれ、それが私たちの生物としての存在を脅かすものであれば、私たちはそれを無意識のうちに感知し、無意識のうちに回避する
たしかにそのような力は私たち全員のうちに、萌芽的なかたちで存在する。
だが、それを計測機器を用いて計量し、外形的・数値的に「エビデンス(科学的根拠)」として示すことはできない。
「不穏な気配」とか「殺気」とか「邪眼」とかいうものは、「やかん」とか「おたま」とか同じようにリアルに存在する。私はそう思っている。現に、それを感じることがある。少なくとも、明治維新以前の日本人はほとんどは、危険な「気」を感知すると、立ち止まったり、五感の感度を上げたり、姿勢を変えたり、歩く進路を変えたりすることを「当然のこと」として行っていた。

何らかの入力に反応して、「このままではいけない」と判断すると、「するはずだったこととは違うことをする」というのは、平安時代の「方違え」以来、今に至るまで、生き延びるためのもっとも基本的なセンサーの使い方である
その「見えない危険を察知するセンサー」をどうやって組織的に開発するか、それは久しく学校教育の重要な課題であった。
でも、現在の学校教育でも、職業教育でも、「何かが起きているような気がするのだが、それをエビデンスによって示すことができないことがら」に対するセンサーの感度をどうやって高めるかという教育的課題に真剣に取り組んでいる人はまれである。
ところが、やはり、そういう人たちがいるのである。

医療の現場というのは、「人間の身体という生もの」を扱っているために、経験知が理論知に優先することがある。
なぜそれがわかるのか説明できないが、わかる。
なぜそれができるのか説明できないが、できる。
そういった経験知なしには、医療の現場は成り立たない。
ナースというのは、そういう仕事をしている人たちである。
この第13回日本赤十字看護学会の「趣旨」をお読み頂きたい。

そしていま、経済活動の下降、衰退により、医療においても看護においても、エビデンスブームが起こっています。自然科学思考の回帰です。歴史は繰り返します。それでもその裏では、看護本来の機能である日常の営みからもたらされた数多くの工夫と創造による優れて看護的な技術が伝承されてきました。しかし、いまエビデンスブームの中で、自然科学的検証になじむ技術以外のものはどんどん忘れ去られていきつつあります。

一方、医療現場はすでに聖域ではなくなり、市場経済の真っただ中に置かれていることは申すまでもありません。 そんな中、1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災が起こりました。物事は常に相対的です。私たち人間の日常もまた非日常とワンセットになっています。日常の中に非日常があり、非日常の中に日常があります。そして、私たちが二つの大震災直後に目にしたことは、非日常に覆い尽くされた人々の生活でした。そして次に目にしたのが、その非日常の中にあって日常を取り戻そうとする人々の姿です。東日本大震災から、はや5カ月が過ぎようとしています。被災し、避難所や仮設住宅で暮らす人々、そして県外への移住を余儀なくされている人々が苦しみながら切実に願っていることは、この非日常の中に日常を取り戻すことなのです。

このように考えてくると、看護が対象者とする人間についての理解、看護の方法についての技術、さらに看護を展開する場、つまり「対象論・方法論・展開論」という看護を構成しているすべてに違和感を覚えてしまいます。対象者としての理解は一面的です。身体は解剖生理学的な理解にとどまっています。検査で異常がないと言われても、体のあちこちの違和感や痛みが解消されないことは多いはずです。何となく変な感じが病気の前触れであったことも多々あると思います。そういった日常的に感じているさまざまな感覚は、解剖生理学的身体や病理学的身体では説明できないことが多いのです。なぜならば身体は重層的だからです。生物学的医学という意識的な言葉では説明できない前意識的あるいは無意識的な感覚が人間の身体の底には横たわっているはずです

直観や予兆などはそのよい例でしょう。また身体と心は連動しているはずです。心と身体は相互交通しているのはもはや自明のことです。一体化している心と身体、自己と他者という関係の相互作用としての対他的な看護技術、背中合わせである日常と非日常といった観点から、臨床看護を創出していく必要があると思います。

どうです。
看護の現場のひりひりするようなリアリティが伝わってくるではありませんか。
特にこの箇所に私は「びびび」と来た。
「なぜならば身体は重層的だからです。生物学的医学という意識的な言葉では説明できない前意識的あるいは無意識的な感覚が人間の身体の底には横たわっているはずです。直観や予兆などはそのよい例でしょう」
そうです。その通りです。

以上
ここで示されているのは 人間をホール まるごと見ようという考え方 日常 ⇔ 非日常 肉体 ⇔ 心・魂 意識 ⇔ 無意識・前意識 対象 ⇔ 非対称 の二元的な見方から 見えない領域まで抱こうという考え方 科学的分析的 な見方から 感覚的実相的包括的に感じよう観ようとする考え方か....と思います。....そして語ることとはまさにその橋渡しであることに驚かされるのです。 






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