コメント
 
 
 
残すもの (らんらん)
2011-02-06 17:11:57
自分が感動したマンガのよさを
人に伝えるのは、とても困難で
容易ではありません。
ストーリーがこうだった、
人物はこうだった、
画像がいい、
セリフがいい、
リズムがいい、
線がいい・・・、
いろいろいいつのりますが、
何処かで本当に自分が感じたままのことが、
言えていない。
そんな思いをつねに残します。
 
 
 
そのまま (luca)
2011-02-07 03:35:19
.....そのまま 抱いていればいいのだと思います。充たされたり ほっとしたり 癒されたり 不思議に思ったり なんだかわからない だけど あったかいような.....で いいのだと思います。


わたしは 自分も ものがたりをつくったり 伝えたり するので ついかんがえてしまうのです.....漫画を読んだあとの圧倒的な気分 これは作者によって質がちがうんです。その秘密が知りたい。
 
 
 
映画「風の丘を越えて」 (らんらん)
2011-02-07 06:02:22
孤児の女の子を唄い手にしようと
連れ歩いている芸人が、
村の女と知り合い一緒に村を出ます。
女には年端のいかない男の子が一人いましたが、
女はほどなくして亡くなり、
この血のつながらない三人の親子が
芸を鍛えながら各地を流浪して歩きます。

しかし二十前後になった頃でしょうか、
弟は父のやり方に耐え切れず、
この「家族」から逃げていきます。
父は娘の唄が上手くなるようにと、
薬で娘の目を見えなくしてしまうようなことまで
やるようになります。

その父も死に、何年経ったのか、
弟は飲み屋か旅館のようなところで
世話になっている姉を探し出し、
そこで自ら太鼓を打って
盲目の姉の「沈清伝」を聞くのですが、
二人は姉弟であることも名乗らずに
別れていきます。

個人が意志を持ち、
自分の人生を選べという考えからすれば
ここでの我慢、耐え方はきっと理不尽であり
「文明」からは遠いものです。
しかし架空の「家族」から、
私たちは私たちの家族観、
私の自我のありようを
激しく揺すられます。
 
 
 
でんでんむしのお話、だいすきです (angelsroad)
2011-02-07 08:38:25
息子が3歳くらいの頃、このお話がだいすきで、二人でよく読みました。美しい絵の絵本です。

今では苦も無く登れるちいさなコンクリの遊具に一生懸命のぼって、その上でこのでんでんむしの親子の台詞をお互いに言って、お空を見上げていました。

懐かしい思い出です。

「傷ついた子ども愛されない子どものものがたり。インナーチャイルドのものがたりであり それらのかなしみをかかえた子どもが肩を寄せ合い お互いの傷 というか生来人間がもっている空洞を認め合い おとなへなってゆくものがたり」・・なぜ、自分が「トーマの心臓」をバイブルのように読んで読んで読みこんで、もう今は自分の細胞の一部と化しているくらいなのか、初めてわかりました。

ありがとうございました・・。 
 
 
 
 (luca)
2011-02-07 21:58:39
わたしはこの映画 見ておりません。高い評価を受けた作品のようですね。芸道 そして テーマは”恨”ハン であると監督は語っておられます。

「朝鮮民族にとっての「恨」は、単なる恨み辛みではなく、あこがれや悲哀や妄念など様々な複雑な感情をあらわすものである。「恨」の形成の裏には、時の王権や両班による苛斂誅求を極めた支配や、過去より幾度となく異民族による侵略・屈服・服従を余儀なくされ続けた長い抑圧と屈辱の歴史があると言われる。」

らんらんさんがこの映画を見てゆすぶられるとしたら、ご自分の自我形成のときに なにか深い葛藤があったのだろうと推察します。

わたしにも弟がおりますが 姉と弟の絆には愛と同等の熱い苦いものが含まれるように思います。

 
 
 
ユーリ (luca)
2011-02-07 22:01:40
......これはひとつの見方です。わたしの天使さん。
ユーリは成長を拒否して 少年から大人への扉をあけることをしないで 神学校に 逃げた と見ることもできます。

いいものがたりにはさまざまな位相がありますね。
 
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