『スカイラー通り19番地』 読み終わりました。
さっき図書館へ返却してしまいましたが、ほぼ日で連載中の
「おとなの小論文教室」の本日更新の記事を読んでいたら、スカイラー通りの
マーガレットのことを思い出したので、すこしでも何か記しておくことにしました。
おとなの小論文教室の今日のタイトルは
「こども」という印籠ー2、現場にいない人はどこから来るか?
とてもおもしろい考察なので、ぜひ読んでみてください。
「こどもがかわいそうでしょ」とか、「こどもが聞いたらどう思うか」とか、
その場にはいないのに、自分で勝手に、こどもを引き合いに出して、つい優しい自分を
演出してしまいそうになること、私にもなかっただろうか‥と考えさせられました。
スカイラー通り19番地の、12歳の主人公マーガレットが、どうにも我慢できないことは、
話している人はひとりしかいないのに、「わたし」ではなく、「わたしたち」と必ず
二人称で話をする種類の人だと、文中にありました。
夏休みに入れられたサマーキャンプの先生が、まさにそういう人だったのです。
マーガレットはサマーキャンプには当然馴染めず、大好きな大おじさんさんのひとりが
迎えに来てくれるのですが、その後も、何度か「二人称で話す人」が出てきます。
自分ひとりの意見を言うのなら、「わたしは~」でいいはず。
そこを「わたしたち」にして話すことによって、こう思っているのは、私ひとりではなく
みんなの意見なの、ということを表して、優位に立とうとしているのでしょう。
マーガレットと、「こども」という印籠 から教えてもらったことは、自分が思ったことは、
あくまでも自分の意見として、自分の言葉で話しをするということでした。
なかなか難しいです‥
さっき図書館へ返却してしまいましたが、ほぼ日で連載中の
「おとなの小論文教室」の本日更新の記事を読んでいたら、スカイラー通りの
マーガレットのことを思い出したので、すこしでも何か記しておくことにしました。
おとなの小論文教室の今日のタイトルは
「こども」という印籠ー2、現場にいない人はどこから来るか?
とてもおもしろい考察なので、ぜひ読んでみてください。
「こどもがかわいそうでしょ」とか、「こどもが聞いたらどう思うか」とか、
その場にはいないのに、自分で勝手に、こどもを引き合いに出して、つい優しい自分を
演出してしまいそうになること、私にもなかっただろうか‥と考えさせられました。
スカイラー通り19番地の、12歳の主人公マーガレットが、どうにも我慢できないことは、
話している人はひとりしかいないのに、「わたし」ではなく、「わたしたち」と必ず
二人称で話をする種類の人だと、文中にありました。
夏休みに入れられたサマーキャンプの先生が、まさにそういう人だったのです。
マーガレットはサマーキャンプには当然馴染めず、大好きな大おじさんさんのひとりが
迎えに来てくれるのですが、その後も、何度か「二人称で話す人」が出てきます。
自分ひとりの意見を言うのなら、「わたしは~」でいいはず。
そこを「わたしたち」にして話すことによって、こう思っているのは、私ひとりではなく
みんなの意見なの、ということを表して、優位に立とうとしているのでしょう。
マーガレットと、「こども」という印籠 から教えてもらったことは、自分が思ったことは、
あくまでも自分の意見として、自分の言葉で話しをするということでした。
なかなか難しいです‥
“勝手にかわいそうがるな!”って、面白いなぁ。
「子どもだったら・・・」「あの人だったら・・・」って、
想像力は大切だと思いつつ読んでいたのですけれど
もちろん自分を正当化して優位に立つための口上なら
ちょっと注意しなくちゃですよね(苦笑)
「私は」と「私たち」の使い方は、常日頃感じること多いですよね。
そして「みんな」も。
実は私が苦手としている娘の同級生のお母さんが
「最近はみんな“死ね”とかいうよね」と言います。
「うちは言わないし、言わせないよ」って私が言うと
「ううん、みんな言ってるよ」って。
みんなの中には当然うちの子だって入ってるはずなんだけど・・・
娘に聞いたら「でも、私は言わないよ」って話になって(苦笑)
みんなって、誰や?ってことになったんです。
私は、私の思いとして話してる意識はあるのだけれど
「私」と「私たち」気をつけてみたいと思います。
「スカイラー通り」は、借りて娘が読んで、そのまま返した経緯ありです。
読んでみたいのですけれど。
「私」が誰かもわからなくては、「私」で語ることはできませんね(笑)
私、でした。
ふふ、私、名前なくっても、jasuminさんにちがいないって
わかってましたよー
1行目で、たぶん、って思って、2段落目にきたら
もう確信しました。
だからそのまま返事書いてしまおうって思っていたところでした・笑。
ほぼ日の、小論文教室おもしろかったでしょ?
たまにまとめて読んでいるのですが、考えさせられるものが
多いです~すこし前は、「しあわせにしてあげる」の違和感って
いうのが、興味深かったし。
そうそう、「みんな」っていうのも、意識しないで
使ってしまうし、使われてしまいますねー
それに慣れてしまう感覚は、非常にまずいですよね?
まったく強みも武器も持ってないけど、この身ひとつの
自分で勝負するような、そんな気持ちで、ものを言ったり
書いたりしていきたいです。