鈍いなまくら刀で社会を斬る!

デザイン・サッカー・世の中など思ったことを(出来るだけ)冷静に、(極力)論理的に

朝日新聞の愚行

2015年02月01日 11時38分01秒 | 考え事
朝日新聞が公式にシリアに記者を派遣している。

即刻出国させるべきだ。
シリア政府に正式に取材許可を取っていると言っているが、
そんなことは関係ない。
シリア政府は機能していない。

後藤さんが誘拐され、政争の具とされ、殺害された。
日本人を誘拐すると外交カードになるとイスラム国にわかってしまったいま、
記者を即刻シリアから退去させなければならない。

日本政府は朝日新聞を記者クラブからしめ出すとか何か圧力をかける必要がある。

後藤さんの時とは状況が全く違う。
表現の自由とは関係ない。

命を守るために行動することが国益を守ることだ。

朝日新聞は、表現の自由や報道の自由の
問題ではないことを自覚するべきだ。




後藤さん殺害は開戦の号砲

2015年02月01日 06時31分22秒 | 考え事
後藤健二さんが殺害された。

戦地に赴き誘拐された。最悪の結末といえる。
しかしある意味当然の結末ともいえる。

私は、湯川さんを助けに行った、というのが彼がシリアに入った理由だとは信じ難かった。

しかし彼が殺害された今ならわかる。

後藤さんは、理由はどうあれイスラム国に誘拐された湯川さんを、
日本政府が本気で救おうとしていない
現状をみて、「俺がやらねば」と
思ったのだろう。

対策本部をつくり、対応しているようだったが、
実際には現地情報を後藤さんが集めたところ
日本のメッセージが届くべき所に届いていないという結果だった。

そのような状況から、後藤さんは動いたのだろう。

そして、その事に対して「自己責任」や「自決せよ」
とか非道下劣なコメントが沢山出ている。

自分たちは論理的にカッコいいつもりかも知れないが、
本気で考えているなら、日本人の恥だ。
そして知能が低く、論理のカケラもない。

今回の問題は、後藤さんがシリアに行った事が問題なのではない。
申し訳ないが、たまたまそこにいただけで、手近な所にいただけだ。

日本が、イスラム国殲滅に大きく舵を切った事が問題なのだ。

その中で日本人2人が殺害された。
日本の「宣戦布告」に対するイスラム国の答えがこれだ。

今回の事案は、国が国民をどう扱うのか、という事の原則。

自由を銃や爆弾で弾圧している「国」と、
自由を希求する国民として
どう付き合うのか、という事。

これらの事が今回の事案で突き付けられたのだ。

自分でそこに行ったからとか自己責任とかのレベルの話は、議論にすらならない。

誘拐されたりレイプされたりする事に、本人の責任はない。
100%、犯人が悪いのだ。

何人も一方的に自由を制限される理由はない。犯人にそんな事をする権利もない。

行った方が悪いという理屈は、どこを見ても存在などしないのだ。

自由を弾圧する国と日本は
これから長い、終わりのない戦争に突入するだろう。

湯川さんと後藤さんの殺害は自由を求める勢力と
自由を弾圧する戦争のスタートの号砲だ。

我々ひとりひとりの覚悟が問われている。