衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

横須賀市の公園整備

2013-05-30 20:52:20 | その他
衣笠山は1907年(明治40年)に、日露戦争の戦死者を慰霊するために記念碑を建て、その後たくさんの桜の木が植えられた、市内でも古い公園なのだそう。

上の広場の展望台も、元は戦没者慰霊のための砲身型の大きな記念塔(忠魂碑)が建てられていたのだそうだ。その後撤去され、残された台座に現在の展望台がある。



展望台の屋上には小さな観音堂があり、その堂内には「三浦半島出身戰歿者諸英霊位」と記された位牌銘にあるようだ。台座には、建碑發起人の碑板が取付けられ、三浦郡奨兵義會として會長ほか二十名の氏名が刻まれているらしい。



そのため、関係する慰霊碑が他にもいくつか存在する。

管理棟前の石碑のうちの一つにも、何人かの名前等が刻まれており、慰霊碑のようである。台座の陳腐化か何かで倒壊の危険有りと判断されたのか、先日、新たに台座を建設、石碑の引っ越し工事を行っていた。


後ろから前の台座へと移動



完成した慰霊碑


そこで、フト思ったことがある。

衣笠山公園内には、危険のために手を入れるべき建造物は他にもある。それは4年程前から使用禁止となったままのわんぱく広場のローラー滑り台。

ローラー滑り台の入口には管理業者によって「使用禁止」の掲示がなされ、ロープも張ってあるものの、子供達が乗り込んで遊んでいる姿をよく見かける。中には、なぜか近くに親が見当たらない、とても小さな子もいたりする。


先日気付いたことだが、横須賀市内のここから近い場所には現在、新しい立派な公園が建設中である。

しかし順序でいえば、既存の公園の危険な遊具の修理あるいは撤去を最優先すべきではないのだろうか。

危険だと判断され、使用禁止となっている子供向けの遊具を4年も放置しているこの事実。横須賀市の公園管理を担当する部署の方々、および横須賀市長には是非とも一考頂きたい。

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