10日ほど前に誕生日を迎えた私は、39歳になりました。
30代最後の1年です。
この10年というのは、大きかったですねえ。
10年前、
29歳のときは、自分で自分のことを「おばさん」と言うのも、8割がた謙遜でね。
それが10年後、
あーらびっくり、どこからどう見てもおばさん、立派な中年ですよ。
10年前にはなかった、白髪、シワ、シミ、肌のたるみ・・・
朝起きて、鏡の中の自分を見て、愕然とする毎日。
まあ、この10年というもの、
プチおばさんを「ど中年」に変えるには十分すぎるほど激動の10年でしたからね。
さて、30代最後の1年、
思い残すことのないよう、充実したものにしたい。
思い残すことはない?
やり残したものはない?
そう自分に問いただして、まず最初に思いついたこと。
「紺色のダッフルコートを着たい」
えー、なにそれぇ、そんなこと?
という無数の声が聞こえるー
いやほんと、真剣に。
ずっと昔、10代の頃からあこがれだったんです、紺色のダッフルコート。
いいなあ、かわいいなあ、って。
でも、なかなかタイミングが合わなくて。
高3の冬、初めてお年玉をはたいて買ったのは、黒のAラインのロングコート(2万9千円也)。
当時、ロングコートがはやっていたんですよねー。
その後は、貯金に必死でおしゃれなんてどうでもよかったり、若い子にありがちな、「大人っぽいものを着たい」とダッフルコートなんて眼中になかったり、ピーコートブームが自分の中で続いたり。
子どもを産んでからは、そんなウールのコート着てお出かけする時間も余裕もなく、汚れてもOKなダウンジャケットオンリー。
余裕がでてきたここ2年は、便利なモッズコート。
さあ、今年の冬はどうする?
そう思ったとき、一番に頭に浮かんだのが、紺色のダッフルコートでした。
着たい。
どうしても。
30代の最後に。
たぶん、今年買わなかったら、アウト。
来年になったら、「40歳で新たにダッフルコートを買う自分」が申し訳なくて(誰に?)、買えなくなる。
いやぁ、もう、今更いいわー、って。
で、私のことだから、
あのときダッフルコート買っとけば良かった、着たかったのに、夢だったのに・・・
って、60になっても80になっても、ずーっと思うの。
そうならないために。
買っちゃいましたー!
念願の、紺色のダッフルコート。
お姑さんからいただいた、お誕生日のお小遣いで
お義母さん、ありがとーっ!
うふ
ショート丈なんだけど、そこまでめちゃくちゃショートというわけでもなく、ちびっこの私にはちょうどいい感じ。
しかし、そこそこのお店で、かわいいコートを買って、1万円でおつりがくるとは。
いい時代になったものですねえ。
いくら「いいものですよ、長く着れますよ」と質のよいものを何万も出して買ったとしても、2、3年もすれば型が古くさくなって着なくなってしまうんですから、そこそこの値段でかわいけりゃいいんです。
でも、私が初めて高3で買った黒のロングコートは、お値段のぶん仕立てがそれなりによくて、めったに出番はないけれど(5年に1回くらい?)、フォーマルの上に羽織ったりして、いまだ現役です
さて、
今回買った、ダッフルコート。
ちょっとそで丈が長いなー。
店員さんに「お直ししましょうか」って言われるかなー。
でも、お直し代って結構するよなあ。別に今のままでもいいんだけど、どうやって断ろう・・・
と思っていたのですが、店員さん、お直しの「お」の字も口先をかすめず、さっさと袋詰め。
まあ、これも今どき、お値段相応ってことね。
新しいコートがうれしくて、久々にファッション雑誌を買っちゃいました。
悠太・光太のお迎え前、コンビニで。
悠太・光太が車に乗り込むと、助手席にコンビニのビニール袋。
早速、光太チェックが入ります。
光太、目がきらり~ん
あ、やばい
帰宅後、早速、コンビニのビニール袋をゴソゴソする光太。
ちょうど私はそのとき手を離せなくて、光太を阻止することはできなかったのですが、
いや、大丈夫。
あの雑誌は、紐でくくられていたはず。
光太にはどうすることもできないだろう。
うはははは。
その直後、
新しい雑誌をうれしそうに手にして持っていく光太の姿が。
えー、なに?どうしてー???
後で見てみると、
雑誌は紐でくくられているんじゃなくて、輪ゴムをはめられていただけでした。
えーん。
お母さんの新しい雑誌、返してー
そうやって、お母さんが読む前に光太が持っていった雑誌がどれだけあるか。
最新刊のオレンジページ、あんた、どこやったのよー!
あれ、私、まだ読んでないのよー!
取り返したいのはやまやま、でも、無理矢理奪って、「ギャー!」ってなったら、後々面倒くさいし・・・
ここはひたすら、忍の一字。
台所仕事をしつつ、しばらくして、ふと子どものほうを見ると・・・
えーん、雑誌、悠太が持ってるー
私が手にする頃には、きっと手垢でよれよれね。
私のおしゃれ心を阻む悪童どもっ。
お母さんは負けないわよー!
30代最後の1年です。
この10年というのは、大きかったですねえ。
10年前、
29歳のときは、自分で自分のことを「おばさん」と言うのも、8割がた謙遜でね。
それが10年後、
あーらびっくり、どこからどう見てもおばさん、立派な中年ですよ。
10年前にはなかった、白髪、シワ、シミ、肌のたるみ・・・
朝起きて、鏡の中の自分を見て、愕然とする毎日。
まあ、この10年というもの、
プチおばさんを「ど中年」に変えるには十分すぎるほど激動の10年でしたからね。
さて、30代最後の1年、
思い残すことのないよう、充実したものにしたい。
思い残すことはない?
やり残したものはない?
そう自分に問いただして、まず最初に思いついたこと。
「紺色のダッフルコートを着たい」
えー、なにそれぇ、そんなこと?
という無数の声が聞こえるー
いやほんと、真剣に。
ずっと昔、10代の頃からあこがれだったんです、紺色のダッフルコート。
いいなあ、かわいいなあ、って。
でも、なかなかタイミングが合わなくて。
高3の冬、初めてお年玉をはたいて買ったのは、黒のAラインのロングコート(2万9千円也)。
当時、ロングコートがはやっていたんですよねー。
その後は、貯金に必死でおしゃれなんてどうでもよかったり、若い子にありがちな、「大人っぽいものを着たい」とダッフルコートなんて眼中になかったり、ピーコートブームが自分の中で続いたり。
子どもを産んでからは、そんなウールのコート着てお出かけする時間も余裕もなく、汚れてもOKなダウンジャケットオンリー。
余裕がでてきたここ2年は、便利なモッズコート。
さあ、今年の冬はどうする?
そう思ったとき、一番に頭に浮かんだのが、紺色のダッフルコートでした。
着たい。
どうしても。
30代の最後に。
たぶん、今年買わなかったら、アウト。
来年になったら、「40歳で新たにダッフルコートを買う自分」が申し訳なくて(誰に?)、買えなくなる。
いやぁ、もう、今更いいわー、って。
で、私のことだから、
あのときダッフルコート買っとけば良かった、着たかったのに、夢だったのに・・・
って、60になっても80になっても、ずーっと思うの。
そうならないために。
買っちゃいましたー!
念願の、紺色のダッフルコート。
お姑さんからいただいた、お誕生日のお小遣いで
お義母さん、ありがとーっ!
うふ
ショート丈なんだけど、そこまでめちゃくちゃショートというわけでもなく、ちびっこの私にはちょうどいい感じ。
しかし、そこそこのお店で、かわいいコートを買って、1万円でおつりがくるとは。
いい時代になったものですねえ。
いくら「いいものですよ、長く着れますよ」と質のよいものを何万も出して買ったとしても、2、3年もすれば型が古くさくなって着なくなってしまうんですから、そこそこの値段でかわいけりゃいいんです。
でも、私が初めて高3で買った黒のロングコートは、お値段のぶん仕立てがそれなりによくて、めったに出番はないけれど(5年に1回くらい?)、フォーマルの上に羽織ったりして、いまだ現役です
さて、
今回買った、ダッフルコート。
ちょっとそで丈が長いなー。
店員さんに「お直ししましょうか」って言われるかなー。
でも、お直し代って結構するよなあ。別に今のままでもいいんだけど、どうやって断ろう・・・
と思っていたのですが、店員さん、お直しの「お」の字も口先をかすめず、さっさと袋詰め。
まあ、これも今どき、お値段相応ってことね。
新しいコートがうれしくて、久々にファッション雑誌を買っちゃいました。
悠太・光太のお迎え前、コンビニで。
悠太・光太が車に乗り込むと、助手席にコンビニのビニール袋。
早速、光太チェックが入ります。
光太、目がきらり~ん
あ、やばい
帰宅後、早速、コンビニのビニール袋をゴソゴソする光太。
ちょうど私はそのとき手を離せなくて、光太を阻止することはできなかったのですが、
いや、大丈夫。
あの雑誌は、紐でくくられていたはず。
光太にはどうすることもできないだろう。
うはははは。
その直後、
新しい雑誌をうれしそうに手にして持っていく光太の姿が。
えー、なに?どうしてー???
後で見てみると、
雑誌は紐でくくられているんじゃなくて、輪ゴムをはめられていただけでした。
えーん。
お母さんの新しい雑誌、返してー
そうやって、お母さんが読む前に光太が持っていった雑誌がどれだけあるか。
最新刊のオレンジページ、あんた、どこやったのよー!
あれ、私、まだ読んでないのよー!
取り返したいのはやまやま、でも、無理矢理奪って、「ギャー!」ってなったら、後々面倒くさいし・・・
ここはひたすら、忍の一字。
台所仕事をしつつ、しばらくして、ふと子どものほうを見ると・・・
えーん、雑誌、悠太が持ってるー
私が手にする頃には、きっと手垢でよれよれね。
私のおしゃれ心を阻む悪童どもっ。
お母さんは負けないわよー!