キミの笑顔が見たいから

ジャニーズファンの日記です。

舞台 あやかし緋扇 2021/6/25 13:30

2021-06-30 23:59:59 | ジャニ
やっと、1年越しで、「あやかし緋扇」を観劇出来ました。
周辺でウロウロするよりはと思い、早々に入って、セットを見て「本当に今から観られるんだな」と嬉しさとこの1回きりだという少しの寂しさも抱えて幕が上がるのを待ちました。

ちなみにステージ上には大きな木があって、左右に少し張り出した花道もあり、舞台上の下手側には盆が回るようになってるセットがありました。
ここが回ることで平安と現代が切り替わったり、拉致されたりしました。
花道は下手側が歩いて移動してるシーンで使われることが多くて、上手側は椅子に座って話し合ったりするときに使われることが多かったです。

千穐楽のこの回は宣言が解除されたこともあって当日券を出していたし、満員の客席をちゃんと埋めてから始まりました。開始が3分ちょい遅れてたかな。

ざっくりとストーリーを振り返ると。
江田ちゃんが演じる陵が未来(みく)を守るという話からスタート。未来の亡くなったお兄さんの青治から頼まれたのもあるけど、未来が好き。
青治の友達だという聖先生とともに未来が霊に襲われる原因をさぐる陵。
すると平安時代に白拍子だった未桜と貴族の嶺羽の生まれ変わりだと言うことが分かり、更に白拍子の祇夕が嶺羽を未桜に取られたと思いあやかしに魂を売って2人に呪いをかけてしまったことが分かる。未桜の舞などもあって、なんとか祇夕の怒りを収めることができて平穏な学校生活に戻ったと思ったら。
京都弁のさくらが転校してきて、陵に大接近。それは弟の龍羽との子を未来に産ませるために陵が邪魔者だから。龍羽の力で傷を負った陵。それに打ち勝つために力を手に入れようと修行をするもタイムリミットまでに習得できそうにないと思った未来は、龍羽の元に行くことに。さくらと龍羽の屋敷に行くと、実は2人は未桜と嶺羽の子孫であることが分かり、未桜の力が弱ってきているので占いで告げられるままに未来を手に入れようとしていたと。
その占いに青治が絡んでいたが、麟夜に操られていたことが分かり救出に行くことにする。足手まといにならないようにさくらから舞を教わる未来。未桜の子孫と未桜の生まれ変わりの2人の力もあって、麟夜の蜘蛛の巣に陵が捕まったりもしたけど、青治を無事に救出。
青治は嶺羽に仕えていた占い師で、祇夕があやかしになるように仕向けた人も現代に生まれ変わっていると告げる。ただ、(ひぐれ?って聞こえたけど多分しぐれって人で)今どんな顔なのかなどは分からないけど。
その人を探そうとする未来を止める陵。「青治さんを助けることが目的でしたから」と。


聖先生、にやっとしたシーンあったよねー。っていうか、最初から妙に親切で怪しいよね(笑)
続きが気になるー。
続編が観たいですー!!


冒頭、いつも思うんだけど、あの暗い中よく決められた位置に立てるなあ。
そして病弱かつ呪いをかけられた嶺羽が「来年も梅の花を見たかった」と言って、セットの木は桜じゃないんだと気付くし、この頃は春と言えば梅だったんだと思い出しました。
さくらだけ元気に京都弁で話します。なんか、コナンを思い出すなあ。でも平次しか名前がでてこない・・・と思ったら次の日ふと和葉だと思い出しました(笑)
陵に見破られたときの開き直りっぷりも、自分の力が弱ってることを話すときの情けなさそうな感じも、未来に友達と言われて戸惑ってる様子も可愛いし、好きだったなあ。
しかし弟の龍羽は京都弁じゃない(笑)しかもスンとしてるようで、わりとすぐにお茶目キャラになりました。式神を使うんだけど、刀での殺陣がかっこよかった。
ちなみに龍羽、陵、未来、さくらと下手から並んだとき、背の順でした(笑)

あと未来がさくらから舞の特訓を受けているとき、2人で歌って踊りました。可愛い!この曲とこれより前の曲で手拍子をしたけど、それは初日からではなかったみたいでお客さんが頑張ってくれたみたい。でもこの曲で手拍子しないなんてもったいないー。とっても楽しかったもん。
というか女性アイドルに交じって猫耳つけた男性八百万さんがいた(笑)


そして江田ちゃん。
あれもこれも盛り沢山!
最初の方に全員出てきて歌うんだけど、少しずつ出てくるからソロパートがあるし、踊るし。
父親が3ヶ月かかったところを3日で習得しようと頑張ってるシーンだったか、闘ってるときだったか忘れたけど、側転からのバク宙が綺麗✨️で。
ダンって跳ねたと思ったら、綺麗に飛んで、空中姿勢が綺麗で、綺麗に着地。
はあ、うっとり💜
さらに力を使うときに、右手は扇子をあげて顔も上を向く、その仕草も、下ろしてる左手も綺麗なの。呪文みたいなのを唱えながらだから、本当にお祓いできそうな美しさ。

かと、思えば、神職の装束(白の着物に浅黄色の袴)に着替えたときに未来が良い反応をしたら「ただのしがない神社の跡取りです」って首をコテンってしたんです。
笑顔で首をコテンって。可愛いに決まってるやーん。
更に気を失って仰向けに寝転がっているんだけど、陵を未来が心配するから、首だけ起こしてチラチラ見るのー。好きな子のことが気になって仕方ない感じー。

これだけでもデレデレですが、マスクなのをいいことにニヤニヤするシーンがいっぱいでした。マスクじゃなくても原作にあるシーンだと思いますが(笑)

「一体僕をどこまで好きにさせるんですか?」と言ってからの、バックハグ。陵ったら堂々とだいたーん。

かと思えば、未桜と嶺羽に「子供がいたなんてー」とめっちゃ照れる陵。このあたりは男子高校生って感じで可愛かった〜。こっちも照れちゃうよ。

未来の舞の特訓でさくら達の屋敷に住み込むことになって「イチャついたらあかんで」みたいなことをさくらが言おうとしたら、すでに手を繋いでるぶらんぶらんしてる2人(笑)まだはっきりと未来の気持ちは聞いてないけど、すでにラブラブやーん。

未来と2人で踊るダンス中にお互いの顔が目の前にきて、ドキっとするの可愛い〜。
シンメっぽく踊ってるんだけど、「急に来た」って感じが可愛いの。

「お守りします」と未来の手の甲にキスします。で、chuって感じじゃなく、ちゅーって感じで長いのが江田ちゃん。ゆっくりと優しく気持ちを伝えてる感じ。

さくらの特訓を受けてもなかなか舞を習得できない未来。自分の気持ちに正直にってアドバイスで踊っていたら陵がやってきて「今の今様はうぬぽれじゃなく・・・」と気持ちを確かめ合う2人。
男勝りで初めての恋に戸惑っていた未来も素直に「好きです」って言っちゃうから、「ずっと好きだった子に思いが通じて、嬉しいんです!」って陵の嬉しい気持ちが客席にも伝わってくるようでした。
そしてキスする2人。でもキスしてるようで実は江田ちゃんの鼻でブロックされてるように見えましたwあの角度だとどの客席からも確認出来ないって言うか(ごにょごにょ)

もうね、ニヤニヤが止まらないの。原作ファンに人気のシーンも入れるようにしてって原作者さんがつぶやいていたけど、そうだろうなって膝を叩きたくなるような、座布団をあげたくなるようにそんなシーンのオンパレードでした。(テンション高めw)
でも、恋物語だけじゃなく、闘うシーンもカッコ良くて、みなさんきれいだから、ニマニマ?デレデレして、本当にマスクで良かったなと思いました。真面目に。

高校生らしいシーンでは声が可愛いんだけど、叫ぶと太く、力強くなるの。
お芝居を重ねて行く度に江田ちゃんの声も成長してるんだよね。
だから陵という役も漫画の登場人物だけど自然に見えたんだよね。

カーテンコール
一回出てきて、はける。
次出てきた時は千穐楽と言うことで全員が挨拶。
サーデラの村瀬くん、「いつもお世話になってる剛くんと」って。ありがとう。今回村瀬くんの殺陣がなかったし、江田ちゃんと絡むシーンもほぼなかったけど、こういう風に言ってもらって嬉しかった。
未来が感極まって泣いていたら、祇夕がよしよしってしてあげるのが、役的にちょっと不思議な感じだったけど、頑張ったんだろうね。少女漫画の可愛い感じと芯の強い感じと、未来そのものに思いました。祇夕も本当は優しくて弱い人だったんだよね。挨拶では原作ファンなので「続きは是非漫画で」とオススメされちゃいましたが、しかり読みたくなってます(笑)お綺麗な方でした。
ちなみに未桜役の人は儚い感じがしました。未桜の今様には癒やしの力があるし、呪いをかけられても祇夕のことを姉のように思ってると言える強い人なんだけどね。
「行かないという決断をした方も」と冨岡くん。これを言ってくれると嬉しい。今回私は行く決断をしたけど、どっちも正しいと思うから。

江田ちゃんは「今までやってきたのがあってここにきた」とか「今までの出会いや作品、応援が僕を作り上げてる」というようなことを話すから、なんか心の中がざわざわ。
キャストみんなを見て「どこかで見かけたら応援してください」って言うのも、この「あやかし緋扇」のために集まったメンバーだから終わったら違う場所で活動するってことで、よく聞く言葉なんだけど、ちょっと深読みしちゃうかも。
挨拶が終わって深いお辞儀をしていると、冨岡くんが拍手を浴びせるようにしていたのもね。「座長、おつかれ!」って感じだろうけど、「よく言えました」というようにも取れちゃって。考えすぎないの、私。

「どうしよっか。三本締めする?」という江田ちゃんに「一本締めじゃなくて?」と冨岡くん。
「一本締めか」となるものの、進め方がピンと来ていない江田ちゃん。
「お手を拝借」と耳打ちされて、「あー」って感じで、「お手を拝借、よぉ〜」パンと締めました。

舞台奥のやや下手よりのところで立ち止まります。
いっぱいお手振りをする江田ちゃん。

次は1人かと思ったら、出てきたら左右を見て全員呼んでお辞儀。
舞台奥のハケる手前で、客席を長ーく見渡して、この景色を目に焼き付けるように見渡して、笑顔でハケて行きました。

15:58。2時間15分の予定だけど、挨拶の分長くなった感じかな。

はあ、終わってしまった。
去年1番観たくて、延期になって悲しかったこの舞台。
無事に幕が開いて、無事に千穐楽を迎えられて、本当に良かったです。
本当にお疲れ様でした。

2時間ちょっとという時間でそんなに進んじゃうの?ってぐらいお話が進んで、しかも歌もダンスも殺陣もてんこ盛りで目がいくつあっても足りませんでした。
1回きりの観劇だから江田ちゃん中心で観てたけど、もっともっと観たかったです。こんな状況じゃなかったら、土日も行っていたと思うし、キャスト1人1人の感想が長すぎて書き終わらなかったかも(笑)カテコで全員が出てきたのに、少なく感じたぐらいみなさんのパワーが凄かったもん。
それぐらい魅力の詰まった舞台でした。
何回も書くけど、再演とか続編とか、期待してます。
動きっぱなしの江田ちゃんの汗も凄かったけど、また高校生の陵を演じる日を楽しみにしてます。高校生なんだけど、江田ちゃんだから未来の腕を掴むときもバックハグするときもぎゅっと力強いのとか好きです。何度でも観たいです。

それにしても何故帰り道「1582」が江田ちゃんの声で再生されて頭の中をぐるぐる回っていたんだろう。今回、江田ちゃんの衣装はほぼ学ランだったんだけど、和のイメージが強かったからかな。

今はうろ覚えの今様が頭を回るようになりました。
サントラとかDVDとか再演とか続編とか待ってます。
素敵な時間をありがとうございました。

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